猟期中忙しくて報告できてない記録が色々あります。
全部の詳細はとても書ききれないので、まとめました。
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こんにちは。
散弾銃を習得して初めての猟期になります。
去年はエアライフルで単独の流し猟をやっていたへっぽこサラリーマンです。
(参考:エアライフル猟記)エアライフルはとても良いものなのですが、その性質上みんなと一緒に出かけるとは中々いきません。
どうにか試行錯誤をして三羽カモをGETするのがやっとでした。(1月から初めたってのもありますが)
今年は散弾銃で師匠や友人と一緒に出猟が出来ましたし、毎週の様に出猟していますのでその分獲物に恵まれる機会も多くなりました。
かじりつこうと必死で頑張っているので写真が撮れていないものもありますが、報告できてないものをまとめました。
・猟友と出猟
この日は、猟期前講習会で初めて散弾銃を所持したという方と一緒にカモ撃ちに出かけました。
回る池はその前の週に師匠が教えてくれた場所です。
猟場は猟師の財産とも言われ、他人に教えるのはダメだと言われています。
僕もかなり気になって事前に電話で確認した所
師匠「全く気にせんでいいぞ!!若い人達で楽しんできなさい!」
と快諾していただいたので二人で行ってきました。
この日は発砲チャンスは何度もあったのですがカモは獲れませんでした(´・ω・`)
折角快諾してもらえたのに…。
「難しいね」と話しながら池を巡っていました。
次の場所でも「距離を開けて並んで攻めよう」と二手に分かれて池を覗きます。
「いないぞー!」大きな声を出したその時、猟友の足元から僕の方位へカワウが飛び出してきました。
狙いをつけてバン!
ガクッとしたのですが流石矢に強いカワウです。
そのまましばらく飛びましたが、クルッと回って戻ってきました。
( ・`д・´)「よーしもう1発だ」
今度はしっかりと狙いをつけてバン!!
カワウは雑巾のようにボサッと落ちました。
やりました!
腸抜きをしていると口からフナが大量に出てきました。
写真はほんの1部で、ものすごい量を飲み込んでいました。
獲ったカワウは食べようと思ったのですが、羽をむしろうと湯につけた途端ものすごいケミカルなニオイが…。猟友が食べてみたいと言っていたので全部上げることにしました。助かったぜ(´・ω・`)
後から話を聞くと「身だけならカワウもカモも同じ様な味がした。レバーぽかった。」らしいです。
ただ、若干ケミカルなニオイがあるらしくカモの方がやや美味しいらしいです。
そんなら僕も食べてみれば良かった(´・ω・`)←
獺祭(だっさい) 純米大吟醸50 1800ml [食品&飲料]旭酒造
猟場を教えて頂いた師匠には後日お礼に獺祭を送りました。
喜んで頂いたみたいで良かった(*´∀`)
・イノシシの巻狩へ初参加
雪が降ったのでイノシシの足跡を追跡できるという事で、師匠に猟犬を連れた巻狩に参加させてもらいました。
この時身にしみたのは、防寒着の大切さと無線機の大切さ。
防寒着は勢子と立間で全く装備が違うと思います。
勢子はかなり歩き回るので普通くらいに防寒していればOKですが、立間はジッと木の影などに隠れて待ちますのでシッカリした防寒着が求められます。
アルミ ジョイントマット プレイマット 防ダニ 保温シート お徳用 18枚セット (1畳) 超厚手8mm 防寒 防音 U-Q492 [ホーム&キッチン]ユーザー(USER)
先輩は待ちに着くのに↑の様なマットを用意してお尻が冷えないように工夫していました。
この日はシッカリと防寒着を着ていったつもりだったのですが、僕の想像以上に寒かったです。
指先がジンジンして来ますし、日光で雪が溶けた水が木の上から雨のようになって身体にそそぎます。
防寒だけでなく防水のものが良さそうです。昔の記事を見直そうと思いました。
(参考:ベテランハンターオススメの猟装とは?)待つ時は2時間でも3時間でもジッ動かないで待って鼻水やまつ毛も凍ると言います。
もう一つは無線機です。
アイコム 特定小電力トランシーバー 47ch中継タイプ ブラック ロングアンテナタイプ IC-4300L [エレクトロニクス]アイコム2012-11-07
初めてだと言うこともあり師匠や一緒に行った方に教えてもらいながらでしたが、巻狩には必須です。
想定と違う獲物の動きで立間の位置を買える指示がでたり、どっからどう行ったぞとか終了の合図とかも全部無線でやり取りをします。
ハンターになるには狩猟免許+所持許可+アマチュア無線のワンセットだと思っておいたほうが良いと思います。
それに無線の声が聴こえないと山では寂しい(´;ω;`)
イノシシの通い。ここで待ちました。
この日は雪があまり積もっておらず、イノシシに出会うことは出来ませんでした。
しかし、色々な収穫もあり、自分の準備を痛感させられる1日となりました。
じーっと待っているとヒョコッとキツネが顔を出しビックリした様子で逃げていくのを1回見る事ができました。
可愛かったなぁー(*´ω`*)僕はキツネは撃てないかもしれません。
・エアライフル猟友との狩猟
この日はマズイと評判のカワウが予想以上に食べれる味だったと言う事を聞き「なんだかんだ言われても結局食べてみないと分からないよね?」って事でエアライフルを持つ猟友と一緒にヌートリアとカラスを撃ちに出かけました。
最初の猟果は友人でエアライフルでコガモをパスーン!
見事ヘッドショット!クレーも新人の中で1番当てるしエアライフルも当てる…すごい(ヽ´ω`)
回収へ向かう友人。
その後は僕も負けじとカルガモをヘッドショット!
昔の記事で触れましたが、ヘッド狙いは半矢になりにくいのでおすすめです。
(参考:カモの狙う部位とその理由)外れても無傷で飛んで行くのでまた出会えるでしょう。
何気にへっぽこサラリーマン初めてのヘッドショット。嬉しかった(*´ω`*)
その後、カモとの出会いはいっぱいあるのに
友人・僕「おい!カモしかいなーじゃねーか!ヌーはどこだ!ヌーヌー!!!」
と全力でカモをスルーしながらヌートリアを探し回りました(*ノω・*)テヘ
しばらくすると泳いでいるヌートリアを友人が発見!
眺めていると陸に上がり日向ぼっこを始めました。
これは絶好のチャンスだ!!!
友人ともどもテンションがMAXになります。
しっかりと狙いを定めて…ばいーん(レインストームのマヌケな音)
ビシッ
ヌートリアはヨタっとしました。
まだ仕留めれてはないようです。
コッキングして再度狙いを定めて…ばいーん
ビシッ
ヌー「ぎゅいいいぃいい」
結構な大きさの断末魔が聞こえました。
かなり小さめのヌートリアです。
ヌートリアはエアライフルで狙えますしイノシシや大物猟の皮剥や処理などの練習にもなりますので、初心者ハンターにはオススメの獲物です。結構どこにでも居ますしね。
味も悪くないという噂です。ちなみにカラスは獲れませんでした。
カワウを食べた友人に連絡をすると「食べてみたい!」と言うので僕の家の冷凍庫に眠っています。
食べたらまた報告しますね。
・最高に美味い鳥キジ
この日は散弾銃で師匠と一緒にカモ撃ちに出かけました。しかし、猟期も終盤でカモが中々いません。
落胆していると師匠が近くの藪に入っていくキジのツガイを見つけました。
急遽キジ撃ちに変更。
何人かで藪を囲いしばらくすると「ガチャガチャ」そんな音を出しながら僕の目の前に雄のキジが飛び出しました。
バン!バン!!
2発目で致命傷を与えることが出来ました。初めてのキジGETです。
持って帰って羽をむしりましたが、ものすごく皮が弱くて羽と一緒にちぎれてしまいます。
カモと違い丁寧にむしらなければなりません。
捌いてお肉を見て見るとカモの様に赤くないんです!
ピンクのとても綺麗な色をしていました。
見た目だけでなくその味も最高。
すき焼きやしゃぶしゃぶなどが美味しいらしいです。
今まで僕が食べたジビエの中でイノシシと1.2を争う美味しさでした。
こんなに美味いならキジ撃ちのハンターになりたいなと思った単純なへっぽこサラリーマンなのでした。
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