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プロフェッショナル仕事の流儀!伝説の熊猟師『久保俊治』番組感想等まとめ

jffou題

放送されました。

・・・
 
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どうもこんにちは。

2017年の4月17日の夜10:25~総合テレビで放送がありました。

番組名は『プロフェッショナル 仕事の流儀』です。

・NHKが密着取材した久保俊治さんはこんな人

久保俊治(くぼとしはる)
1947年産まれ 69歳
職業:猟師、牧場経営

20歳で猟師として生きることを決意し、ヒグマの生息地に移住。
狩猟一家で師匠は父親や周りの人。
20歳の誕生日に誕生日プレゼントでライフルをプレゼントされた。
1975年にアメリカの狩猟者養成スクールに入学、主席で卒業。

色々とすさまじい経歴ですね。
「え?ライフルって散弾銃10年持たないと持てないんじゃないの?」と思いましたが、
Twitterで昔はライフルの10年縛りはなかったと教えていただきました。
ギリギリセーフで最初からライフルを所持出来たようです。

しかし・・・職業:猟師ってすごいですね。
現在ハンター・猟師・狩猟者など色々な呼び名がありますが、自分が生きるため、生活のために狩るって人は居ないんじゃないかな?
普通は他に仕事を持っていて、そちらの収入が主になると思います。
猟師の収入だけでは正直やっていけないですものね。

・久保さんが狩っているヒグマってどんな動物なの?

絶対冗談とか効かない目をしている・・・。

オスの成獣で体長2.5-3.0mで体重は250-500kg程度に達する。メスは一回り小さく体長1.8-2.5mで体重は100-300kgほど。がっしりとした頑丈な体格を誇り、頭骨が大きく肩も瘤のように盛り上がっている。
エゾヒグマでも、1980年に羽幌町で射殺された体重450kgの通称「北海太郎」や、1982年に古多糠の牧場で子牛3頭を襲った500kgの雄(6歳)、2007年11月にえりも町の猿留川さけ・ます孵化場の箱罠にかかった推定年齢17歳・520kgのオスなど大型の個体もおり、近年大型化しているとの指摘もある。このます孵化場の箱罠では、300kgの個体も捕獲されている。三毛別羆事件を引き起こした通称「袈裟懸け」は340kgであった。    Wikipediaより

本州にいるクマはツキノワグマになります。
こいつは110cm~130cm 体重はオスが80kgメスが50kg程度です。
最大記録は宮城県で捕獲された個体で220kgもあったそうです。 
胸に月の様な模様があるのが特徴ですね。

サイズだけを見ても猟師の久保さんが相手にしているヒグマの凄まじさがわかると思います。

また、ヒグマの有名な事件で三毛別羆事件という惨劇があります。
僕は、何年か前にWikipediaを読み震えた記憶があります。
まだ読んだことのない方は読むとクマの怖さがわかると思いますのでオススメ。
↓に本もありましたのでリンクを貼っておきます。

このヒグマを相手に猟を行うと言うのですからこれは見なければと思いました。

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木村 盛武
文藝春秋
2015-04-10

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・番組が始まりました

最初はエゾジカ猟を行うそうです。
エゾジカは精子を漏らして歩くのでその匂いがぷーんとするそう・・・。
決して焦らず歩いては止まってを繰り返しシカを追います。


別の日100m先にシカを発見しました。
しかし、久保さんは撃ちません。ライフルの有効射程距離に入っていると思いますが、獲物を苦しませないためには首から上の骨を撃ち抜くのがいいそうで、狙える位置に来るまで待ちます。
待つときはじっくりと、鼻水が凍っても待つと言います。
50m程度でしょうか?必殺の距離に入ったときに久保さんは発砲しました。


弾は見事命中。
シカは崩れ落ち足はバタバタとしています。
遠くからシカを見ている映像でシカの親子でしょうか?4頭いて家族(?)でのんびりとしている様子からこの映像なので正直かわいそうだという思いが浮かんできました。
仕留めたら血抜きや内蔵の処理です。
ベテランの猟師ですがこのときはふーふーとかなり息が切れている様子。
ものすごく大変な作業なのです。



人生を猟師として過ごしてかつ自分が死ぬかもしれないヒグマ猟をしている方の話は重みが違います。
この方の中には確固たる信念があって動物と向き合ってるんだなと感じました。 

・ついにヒグマ猟へ

ヒグマ猟は適当に歩いて見つかるものではありません。
ベテランの技で痕跡を 見逃さないように道なき道を突き進んでいきます。


痕跡を発見。
爪を研いだのでしょう。
人間が木にこの傷をつけようと思うとナイフくらいでは不可能だと思います。
コレだけでもヒグマの恐ろしさが分かると思います。


雪が振り、足跡を発見。
画像では伝わらないかと思いますがめっちゃでかいです。
足跡自体はよくイラストとかでもあるように可愛いですが・・・。

ここまで痕跡を発見できればもう少しか!?
と思われたのもつかの間。
今期は大寒波で北海道も例年よりもだいぶ早く雪に覆われてしまいました。
こうなるクマの痕跡を追うことも出来ません。
クマも冬眠にはいります。
自然が相手ではどうにもできません。今期はこれで終了。

 最後は、久保さんの生き方に憧れた後継者を育ているというところで番組は終了しました。
 

・番組を見逃した方へ

この放送は NHKオンデマンドというサイトで見れるようです。
登録が必要です。有料なのかな? 
期限は2017年の5月1日までなので見たい方はお見逃しなく。

・まとめと感想
書ききれていない部分も多くありますが、個人的には普段絶対に見ることが出来ないであろうヒグマ猟を最後まで見たかった。
ヒグマへの発砲・解体から調理まで見たかったと思いました。
自然が相手なので仕方がないが、続編を期待します!

プロフェッショナルの流儀。やはり人生を猟に捧げた方の言うことは言葉の重みが違います。
自分の信念も持って猟をされていたと思います。

僕も、猟やってますと言うと『えー可愛そう』って言われます。
実際は言いませんが(じゃあお前は肉食べないのかー(ムッキー))って思っています。

久保さん『分業になり1番嫌な部分を自分がしなくていいだけでしょ?』
その通りだと思います。

しかし、それでも可哀想だと言われる気持ちも分かります。
先程も書きましたがハンターの僕でも、番組のシカ狩りではシカの親子の団欒の時間にライフルの弾でいきなり親が死んだわけです。
僕はシカが可哀想だと思いました。

個人がどう思っても、どう感じてもいいと思いますがそれを相手に強要すべきではありません。
相手のことを尊重すべきだと僕は思います。
番組を見て僕は、久保さんは厳しくも誠実な方なのだろうなと感じました。

真面目な話ばかりでしたが、番組のツッコミどころもちゃんとありましたよw
獲れた鹿肉を生で食べてたりwテロップで注意くらい入れてよw
むかーしの写真で娘がライフルを背負ってたりw

よいこの皆さんは肉を生で食べないようにしましょうね(*´ω`*)
ライフルも子供の背負わせちゃ駄目だぞ☆

最後まで真面目に〆れないのが僕ですね。失礼。

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久保 俊治
小学館
2012-02-03