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散弾銃で初めての出猟。散弾銃でのカモ猟のやり方を学ぶ。

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散弾銃で初めて出猟してきました!
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こんにちは。
猟期が始まりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

僕は前回、ハンターマッチング制度でベテランハンターを紹介してもらいました。
次はカモ撃ちに連れて行ってやると言っていただき出猟することになりました。


・さあ行くぞ

ここからはベテランハンター→師匠の表記で書きます。

集合時間は7:30でした。

楽しみすぎて6:00起きた僕は早速用意をします。

・所持許可証
・狩猟バッチ
・狩猟者登録証
・ビニール袋
・手袋
・ハンタージャケット
・オレンジ帽子
・散弾銃
・実包(5号を買いましたが、3号くらいが良いようです)
・ナイフ
・長靴

冬の朝、独特の澄んだ空気と冷たい風が僕の頭をスッキリさせてくれます。
なんて気持ちいいんだ」狩猟を始めなければこんな時間にゆっくりと外に出ることもなかったでしょう。
集合場所へと向かいます。
この日は小雨でしたが風はなくハンティング日和でした。

師匠の家に着くと今日一緒にハンティングするメンバーを紹介して頂きました。

師匠「新人のおにおに君だ。今日は一緒に回るから色々教えてやってくれ。」

ハンターA「おっ。君は前回のイノシシの解体でみた子だな。よろしく。」

ハンターB「君は、猟期前の大会や見学も来てた子だな。よろしく。」

(´・ω・`)「はい!よろしくお願いします。」

カモ猟は本来日の出前に出発して発砲可能時間になったら撃つみたいです。
そうじゃないと他のハンターがその池などで発砲してしまいカモが他の場所へ逃げてしまうからです。
この日は皆の都合もあり日の出後に集合して4人でカモの流し猟を行いました。


・散弾銃でのカモの狩猟

昔の記事>でエアライフルは池に浮いているカモをスナイパーの様に遠くから狙い撃つと書きました。
散弾銃の場合はもちろん浮いているカモも狙えるのですが、それだけでは無く飛んでいるカモを撃ち落とす事ができます。

しばらく走っていると師匠が「ここでやるぞ」と一言。
場所は広めの用水路の様な場所でした。

(´・ω・`)「え?こんな所でやるの??

僕がビックリしたのはこんな場所にカモが居るのが信じられなかったからです。
僕はカモの狩猟は池や川を巡って猟場を探していました。
しかし、カモはそこだけではなく広めの用水路の様な場所にも居るようです。
確かにハンターマップを見ても発砲OKですし、周りも田んぼや畑はありますが民家はありません。

師匠「変なことして褒められてもかなわん。安全に楽しく。」

怒られたり、文句を言われることを師匠は褒められるって言います。
面白い言い回しだなー。僕も使おう。

しかし・・・こんな場所にカモが居るのか???
半ば疑いながら準備を始めます。

師匠「おにおに君はここで待て。わしが向こうから追いやるから飛んできたのを撃て。」

そう言うと師匠は車を走らせました。
ここで撃つのか」そう思うと一気に緊張が高まります。
ドキドキしてきました。

それを察したのか、
ハンターA「大丈夫。落ち着いて。撃っても良い方向は分かるね?確認して。弾を込めて待機。」

ドキドキしながら待ちます。心臓の鼓動と吐く息の白がよくわかります。


(`・ω・´)「さぁ・・・いつでも来い!!!」

しばらくすると遠くから師匠が歩いてきました。
あれ?カモは???

師匠「誰かやったなー。おらんかったわ。」

結果は空振り。

師匠「じゃあ次行くぞー。」

飛んでこなくて残念だと言う気持ちが大きいですが、一気に緊張が解かれフーと大きな息を吐きました。
この緊張と弛緩の連続なんですね。
直ぐに脱砲をしてから車で次の場所へ向かいます。


・さあ!初めての獲物だ!

師匠「じゃあ次はここで撃つぞ。」

しばらく車を走らせ今度は僕がカモを撃つならこんな場所って所につきました。
坂の上にため池があって姿を隠しながら近づける場所です。


エアライフルの場合や散弾銃の単独猟の場合は下の坂から這い上がって狙っていきますが、今回はグループ猟です。


猟の楽しさを知ってほしいとこの日は師匠が追い出し係をして頂けました。
池の反対側に回り込んで浮いているカモをめがけて師匠が撃ちます。
もちろんそのまま獲れれば良いです。
それに驚いたカモは逃げるように反対側(僕らが待っている側)へ飛んできます。
待っている3人は間隔を開けて待機しています。
そこに飛んできたカモを撃ち落とすのです。

早速弾を銃に込めて持ち場へと向かいます。
ハンターB「向こうからその辺りに飛んで来るから。」

ドキドキしながら待機します。
時間にすると数分なのでしょう。しかし、銃を持って今か!今か?と待っていると長く感じます。

暫く経つと…。

バーン!!!

師匠の銃声が聞こえます。

ハンターA/B「来るぞ!

(`・ω・´)「・・・・!!!!」

来たぞ!カルガモだ!!

バンバンバン!!!

バシッ!!!

落ち着いて撃てた3発目がクリーンヒットしました!

バサッと跳ねを散らし、スーッと落下します。

(`・ω・´)「うぉおおおおお!!!

(`・ω・´)「当たりました!!!当たりましたよ!!!

ガッツポーズして喜ぶ僕に皆「初出猟、初獲物おめでとう(^^)


皆さんありがとう!!!

落下したのは後方の田んぼの畦道でそこまで駆け寄り見事回収することが出来ました。
今の時期は他のカモよりも留鳥であるカルガモの方が脂が乗っていて美味しいとの事。
食べるのが楽しみです。

その後もこの日だけで15箇所位回ってグループ猟を終えました。
僕も猟期前に色々探しましたが、全く見つけることが出来ない場所ばかりでした。
グーグルマップに載っていない池や道を行く事も多くありました。
ベテランの情報量は凄いな。と思い知らされました。

師匠「まだまだこんなもんじゃない。撃てる場所も沢山あるし、キジも大物も…もっと色々経験させてやるからまた行こう。」

・初めての散弾銃の狩猟を終えて

まさかこんな良い経験が出来るとは思っても見ませんでした。
最終的にはカモ7羽を獲得することが出来ました。

僕が撃ったカルガモなんですが、処理をすると穴だらけになっていました(;´Д`)
あんまりクリーンヒットすぎて可食部位が少なくなってしまった…。
初めての獲物だし、食べますけどね(・∀・)
こうするとエアで獲った獲物は綺麗ですね~。
今回は散弾銃の話でしたけど、エアライフルとは違った楽しさがありますね。

最後に感謝を込めて僕の大好きな日本酒「獺祭」を1升購入しました。
喜んで下さるか分かりませんが、今度会う時に感謝の言葉とともに渡すつもりです。

よーし今期も楽しむぞー\(^o^)/

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