去年のコダマガイ大量発生を覚えてますか??
昨年は25年ぶりの大量発生でした。
25年に1度のことなんで、今年は無理かもな~なんて思ってたんですがダメ元で潜ってきました。
コダマガイ(コタマガイ)
北海道南部から九州にかけて生息。
安定した産地はない。
時に大量発生する(5年から10数年に1回)
オキアサリに似ているが、丸みがある。
いろいろな色の貝があるが全部同じ種類。
知ってたら達人級のあまりメジャーとは言えない貝です。
しかし、味は非常に美味。
これは昨年実際に食べてみましたが、太鼓判を押させていただきます。
本当に美味いんですよ(・∀・)
漁業権をチェックしよう
これは鳥取の場合ですので、海でハンター活動をする場合はお住いの都道府県でご確認ください。
コダマカイはこの図には記載ありませんが、扱いは「はまぐり」。
③の北栄町~青谷町以外では貝採りを楽しむことが出来ます。
コダマガイのとり方
画像はイメージ。場所は岩場ではなく、砂浜。
海岸に行くと、波打ち際~岸に向かって貝殻が落ちていますのでそこをチェック。
貝がいる目印です。
貝とりと言えば、上記のイメージでしょう。
しかし、コダマガイ。それでは獲れません。
コダマガイがいるポイントは腰~肩くらいまで浸かる場所です。
なので、ガッツリ潜る格好で行きましょう。
水着でも良いんですが、できれば上記のようなラッシュガードがおすすめ。
クラゲや日焼けから体を守ってくれます。
・逆立ちして砂の中をほじくって探す。
・足を砂の中に突っ込んで砂を蹴り上げ、貝を露出させてから潜って拾う。
・ジョレンを使う
という方法があります。
やってみて楽だったのはフィンをはいて、ブルドーザーの様に両手で砂の中を弄る方法。
これは結構な量が1回の息止めで獲れますが、フィンを持っていくのが面倒(´・ω・`)
ジョレンはまじで楽なので、毎年獲れるなら買うべき。
資源保護の観点からも3cm以下の稚貝は逃してあげましょうね。
持っていくもの
手袋
貝を拾うと爪の中が砂だらけになりますので、個人的に手袋は必須。
手のひらの部分がゴムのグリップ付きのものが良いと思います。
貝採り網
獲った貝を入れておくもの。
潜って貝を摂りますので、入り口がしっかり閉まるタイプがおすすめ。
貝と一緒に砂が入りますので、目の細かすぎるものよりも粗いものが良いでしょう。
クーラーボックス
保冷剤を入れる必要はありませんが、獲った貝を持って変える時に使います。
昨年の経験から、砂抜きは塩水よりも海水の方が上手にできたので、こちらに貝と海水を入れて持って帰ります。
なければ、ペットボトルなどに海水を汲んで帰ればOK。
あると便利 じょれん
僕らが潜っていると、爺さんがジョレンを担いでやってきた。
すごく楽そうだった。賢い。僕は持ってないので潜るしか無い。悔しい。
高価なものだと思ってたけど、案外安いんだね。導入しようかな。
場所によっては使えないらしいので注意。
今回の成果
1時間ほど潜って、十分な量のコダマガイを手に入れることができました。
去年に比べて貝の大きさが小さい。
1回潜って取れる量も少なくなった。去年の25年ぶりの大量発生は特別でしたね。
やられた・・・
ラッシュガードと靴の隙間をクラゲに刺されました。
まだ7月なのに・・・めっちゃ痛かった(´;ω;`)
このあと腫れて真っ赤になりました。今は水疱形成してて、めっちゃかゆいです。
左足も刺されていたようで、腫れる&かゆいのコンボに苦しんでおります。
海で遊ぶ方は油断しないように、全身ガードすることをおすすめします。マジデ。
かゆいいいいいい!
それでも美味い。コダマガイ
モズクガニとコダマガイのパエリア
カニと貝の出汁がご飯に染み込んで最高に美味しかった。
他にも、安定の酒蒸し。パスタ、ラーメン、味噌汁、お吸い物、鍋…etcなんにでも使える。
肉もいいけど、海鮮系もいいよね~最高(*´∀`)
去年の大量発生と比べて、今年は1回潜った時に取れる量も少なかったし、デカイやつは居ませんでした。
食べきれない量はとらないようにし、小さいのは逃しました。
獲るのも楽しいし、めっちゃ美味しいコダマガイ。
来年も楽しめたら良いな~(・∀・)
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