サイトアイコン へっぽこサラリーマンの週末ハンター

僕がはじめてシカを撃ち、落ち込み、さらに狩猟が好きになった話。

今回は、後日談や検討なんかしていきます。
鹿撃ちという新たな経験をして、色々な事を思い。ハンターとしてレベルアップ?した話になります。

前回記事の続きですので、まだの方はそちらから御覧ください。

【流し猟】サラリーマン、はじめてシカを狩る!【前編】

2019年9月24日

【流し猟】サラリーマン、はじめてシカを狩る!【後編】

2019年9月27日

シカを撃って落ち込む僕

翌朝33歳になった僕。昨日の興奮と楽しかった食事を思い出します。
その時に撃ったシカの事を思い出し、少しションボリとした気持ちになりました。そりゃ最高でしたよ!・・・少し思うとこがありました。

今まで大物はイノシシしか撃ってなかったんですよ。イノシシってこっちに向かってくるので、油断してると死にます。
罠での止め刺しの時だって怖かったし、巻狩ではただ必死でした。
イノシシは怖い…でもね…?

シカって可愛いじゃないですか!?

「そんな事わかりきってる」「そんな覚悟でやってんのか」とか言われそうですね。
でもね・・・はじめて僕は、そんな可愛いシカをナイフで止め刺しをしたんです。
鉄砲で撃つ覚悟はもちろんありました。もちろんです。そのために行っています。しかし、鉄砲で撃つのとナイフで刺すのとは全然違います。
まだ小さい子鹿です。逃げた1頭は兄弟か?遠くでピー!ピー!としばらく鳴いていました。
刺した瞬間、つぶらな瞳でジーっと…僕の顔を最後まで見ているシカ。
遠くから相方のシカの悲しそうな鳴き声を聞きながら、僕は手に残った感触を消すようにグッと手を握りしめました。
3年間やってきましたが、息がある状態でナイフを立てる覚悟はしてなかったんですね。

「じゃあシカ撃たないの?」

いえいえ、そんな事はありませんよ。
そりゃー考えましたよ。今までのイノシシは鉄砲で撃って絶命してからのナイフでしたからね。
今でもあの表情は脳裏に浮かびますし、ナイフを刺した感触も残っています。

ショックであった事は間違いありません。使い古されたセリフで言うと「命を頂いてる」ってやつです。今回身を持って経験しました。
信心深いわけではありませんが、シカと山に手を合わせていました。

シカは可愛いです。先程は怖いと書きましたが、イノシシも可愛い。カモも全部可愛い。僕、動物大好きなんですよ。でも撃ってきたし、半矢のカモを締めたことだって数え切れない。
今後も大物猟をするにあたって、同じようなシチュエーションが多くあるでしょう。さらに小さな子鹿やうり坊と対峙する日が来るかもしれません。自分の体重の倍はあるであろう獲物とやり合う日もくるかもしれません。

この日常では味わえない、アドレナリン爆発、興奮と冷静、大自然、生と死、動物との駆け引きetc…伝えきれないほどに色々な魅力が狩猟には詰まっています。それを経験したくてやってるんだな~。と再認識しました。

やっぱり僕は狩猟が大好きです。

いや、更に好きになりました。

今回の経験は僕が今後もハンターとしてやっていく上で、一つの壁を超えた気がします。

テレテレッテッテッテー♪

おにおに
おにおにはハンターとしてのレベルが1上がった

今後へ向けて

そういうわけで、今後も僕はハンターとしての生活を続けていくわけです。
ただ、やる訳ではなく今回の件で色々と学ぶ部分も多くありました。

遠征良かった

遠征は結果として大正解でした。
獲物の薄い場所でいくら頑張ってもなかなか成果は現れませんでした。
時間をかけても気配の濃い場所へ移動するのはアリだと思いました。
他のハンターに会いたくないからと、遠くへ行くのもアリだと思います。
ただし、最初の記事にも書きましたが慣れない場所での狩猟は危険ですので、その場所をよく知る人に案内してもらうか、何度か通って理解を深めてからにしましょう。

ソノウソホント

よく聞く噂があります。この3、4回僕の経験で感じたことです。

「朝早い時間と夕方にしか出会えない」
地元の猟師はそう言いました。しかし、そんな事ありません
僕が獲れた時は11:30位でしたし、昼からも何度か目撃しています。
もちろん言われるように、朝と夕方が出会える確率は高いでしょう。流し猟をするならその道を最初に通る方が断然有利ですからね。
しかし、全く出会えないというわけではありませんよ。

「シカは車から降りると逃げる」
これは全然違いましたね。そりゃドアを締めたり勢いよく出たら逃げますが、ゆっくりと動き、近づきすぎないように行動すれば逃げません。
金属音などにはとにかく敏感でしたので、しずかーに閉鎖する練習をすると良いと思います。
あと、一回通り過ぎてから茂みに隠れて近づくのが良かったですよ。
通り過ぎて見えない位置で車から降りて山に入る。この方法で実はもう1頭とれています。
見かけたシカをスルーするのは勇気がいりますが、油断を誘えるんですかね?

スコープを載せたい

今回、シカに向かって3発撃っていますし、その前も至近距離で外しています。
スコープなんていらないと思っていましたが、シカの様に動かない獲物を撃つならこんな心強いものはありません。欲しくなりました。
しっかりとバイタルを狙えれば無駄に苦しませる事もないでしょう。

僕のはキリカギが無いA400

今考えているのは僕のA400にグルーヴ加工をしてキリカギを作ってもらい、そこにダットサイトを載せたらどうかな?と思っています。

ダットサイトなら動く獲物に対しても対応が出来ますし、素早く照準を合わせることが出来ます。
もちろん遠くを狙う場合は不利ですが、僕が撃つシチュエーションだと50mくらいなものなのでそれで十分かな?と考えています。

まとめ

というわけで、ハンターをはじめて3年で念願のシカを撃った僕です。

去年はイノシシが撃てたし、今年はシカが撃てました。

サラリーマンがなーんのツテもなく一人で急にはじめた「狩猟」という趣味。
最初は日本で鉄砲が持てる事も知らなかったし、山の近くに住んでいるわけでもなく、なかなかにハードルが高いものだと思えました。
しかし、サラリーマンをしているこんな僕でも大物を獲ることが出来ました。

日々新しい経験や出来事があり、めっちゃ楽しいです。
もう次の出猟を妄想してワクワクしています。

今回レベルも上がりましたし、もっともっと色々な冒険が僕を待ってるんでしょう。

最後に。

サラリーマンでも狩猟は出来る!

ではまた(・∀・)b


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