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散弾銃のオーバーホール・修理依頼の手順。ミロクの銃が綺麗になって帰ってきた!

こんにちは。

おにおに
へっぽこサラリーマンのおにおにです。

僕は現在、レインストーム・ベレッタA400・ミロク2700MCと三種類の銃を所持しています。

入手順も上記の通りで、ミロクの散弾銃を最後に所持しました。ミロクの散弾銃は中古で譲っていただいたものです。
そのため、所持は最後でしたが1番年を重ねている銃となります。

前回の所持者の方も10年くらい?使われたそうで、やや不具合も出てきたしオーバーホールに出すことにしました。

万能スポーティング!上下二連散弾銃「ミロク2700MC」を所持しました!

2019年10月21日

二の矢が出ない

どうも、二の矢が出ない不具合がありました。

譲っていただいた方は狩猟の用途で、クレーはあまりされないとの事。「弾が軽いせいかな?」と言われていましたが、狩猟用の弾でも同じ様な不具合が発生しました。

銃砲店に見てもらうと「トリガーバネが経年劣化でヘタってきてるのではないか?」との回答。

確かに、指を完全に戻せば(トリガーから完全に浮かせるような状態にする)二の矢は問題なく撃てます。
「撃ち方の問題であり、人によっては不具合に感じないだろう」とも言われました。

僕の最初の散弾銃はベレッタA400で新銃で購入しました。
そのトリガーの扱いに慣れてしまっています。いまさら撃ち方は変えられそうもないので、トリガーバネの交換を検討することにします。このさいだからとオーバーホールもお願いすることにしました。

念願のBeretta(ベレッタ)A400の並行輸入品を所持しました!

2017年9月14日

申し込み場所のメリット・デメリット

散弾銃のオーバーホールや修理の依頼の仕方は大きく分けて三種類あります。

①地元の銃砲店で直してもらう

メリット
・送料がかからないので、基本的に金額が1番安い
・1番早い。運が良ければ、その日に受け取ることも
デメリット
・修理/オーバーホールが出来る銃砲店がなかなか存在しない

近い距離に修理・オーバーホールが出来る信頼できる銃砲店がある貴方は勝ち組です。その銃砲店に申し込みましょう。
車で1時間程度かかる距離にある場合は郵送のほうが、時間的にも制限されなくてお得の場合がありますのでお好みで。
オーバーホールや各修理の値段も銃砲店によって差がありますので、聞いてみてくださいね。

②ネットで申し込んで郵送する

・業者を自分で選ぶことが出来る
・遠方の業者に依頼することも可能
・珍しい銃の修理の依頼も受けてもらえる
・価格が安くなる場合もある
デメリット
・信頼できるのか見極めが難しい
・実際に銃を目の前にして改造や不具合の説明が出来ない

近くに銃砲店がなかったり、修理をやっていない地域に住んでいる方は通常この選択になると思います。
電話で連絡をして、銃を郵送するという流れ。連絡先や不具合のメモ等をケース内に入れておくと親切です。
気になる方は以前に僕が、GROOVE加工を依頼した記事がありますのでそちらもチェックしてみてくださいね。

ただし、その銃砲店が信頼できるのかどうかがネットの情報だけでは判断が難しいところがあります。レビューを見たり、Twitterでその地方に住んでいる方に聞いてみたりすると良いかもしれません。
当然ですが、口頭で伝えることが出来る依頼は可能ですが「自分にあうように銃床を切ってくれ」なんて依頼は不可能ですね。

散弾銃にGROOVE加工をしてもらおう!ドットサイトの乗せ方も合わせて解説します!

2019年11月20日

③地元の銃砲店に修理の依頼をしてもらう

メリット
・郵送の手配が不要
・銃砲店経由でちゃんとした場所に依頼をしてくれる
デメリット
・手数料が必要になる
・又聞きになり、細やかなオーダーは出来ない事も

付近の銃砲店が修理出来ない場合、その銃砲店から大手や修理可能な銃砲店に郵送して修理等になる。梱包代金や手数料がかかってくるので、金額的な意味ではあまりオススメしない。
梱包や配送する手間がかからずに、付近の銃砲店に持っていくだけなので手間がかからないのはメリットだと思います。銃の梱包って結構気を使うんですよね。

基本的に金額は上から順番に安いです。
好みの方法で申し込みましょう。

おにおに
今回、僕は③の方法で申し込みました。

オススメしないって書いておきながらなぜ?と思われると思いまが、脱ニートして時間的余裕がなくなっちゃった事と、ネットでどの銃砲店に頼んだらいいか分からなかったので。
銃砲店経由だと値段がどうなるのか?参考にして頂ければ、と思います。

オーバーホール申し込みの流れ

1.銃砲店に依頼
  ↓
2.準備をする
 ・名前、修理内容、電話番号等をメモし入れておく
 ・所持許可証の表と、依頼する銃のページのコピーをとっておく
  ↓
3.銃砲店に持っていく

ハードケースに入れて持っていったのですが「配送料高くなるし、中身だけでいいよ」と言われたので、中身だけ預けることにしました。
あとの梱包や配送手配などは全部おまかせになります。

あとは待つだけです。

注意
上下二連銃の保管で、バネを保護するために空打ちケースで撃った状態で保管している方もおられると思います。
依頼時には空打ちケースは抜いておいてください。すごく怖い思いをされます。

銃が帰ってきました!

今回はオーバーホール兼トリガーバネ交換の依頼で、5日間程度待ちました。
銃砲店から連絡がありますので、都合の良い日に取りに行くという流れになります。

各所しっかり油がさしてあり、ピカピカに磨かれています。
調整もバッチリの様子。銃を折る動作が新銃の様に硬い。

10年以上山で使った銃とは思えないほどピカピカに。
これで今年の鹿撃ちも楽しみです。

これが交換されたトリガー部分のバネ。すごく小さいです。

空打ちケースでの確認ですが、トリガーのフィーリングがとても良かったです。

実際に射撃場で撃ってみると、今までは「バン…バン」と一呼吸置かなければ撃てなかった二の矢が「バンバン」と間髪おかずに連射出来るようになっていました。
大満足です。

まとめ

今回僕は「銃砲店に銃を預けて修理依頼をしてもらう」というスタイルでした。

バネ交換兼オーバーホールのそのお値段は…

17,000円(税込み)

やはり送料や手数料の関係で少し割高になってしまいました。
しかし、手間を考えると自分で送った時に比べとても楽でしたので、これはこれでアリなのではと思っています。

初めて銃を郵送したり、修理の為に預けるというのはなかなかに抵抗があると思います。
しかし、やってみればものすごく簡単な作業です。

不安でしたら、一度依頼先の銃砲店に電話してみましょう。とても親切に送り方等を教えてくれると思います。

大切な道具。
数年に1度は感謝を込めてオーバーホールしてみてはいかがでしょうか(・∀・)?

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