寒中水泳を選びました。
・・・
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こんにちは。
①カモキャッチャーを取りに帰る
②流れるのを待つ
③寒中水泳
回収不能だにはしたくなかったので、③の寒中水泳を選びました。
まずは服を脱ぎ、必要最低限の格好になります。
上半身はピッチッとしたシャツ１枚。
パンツ１枚になりたかったのですが、目撃されるかも・・・下半身は一応ズボンは履いていきます。
池の底は危険なので長靴は履いたまま入ろうと思います。
よし・・・！ いくぞ！！！
一応深さを調べておこうと思い、手元にあったタモを沈めてみます。
パキッ・・・池の表面に氷が張っているのがわかります・・・。
タモを沈めてみると比較的浅いことが分かりました。
膝下くらいでしょうか？
長靴に水は入るけど、しょうがない！
『寒中水泳覚悟してたけど膝下かよｗｗｗ楽勝だなｗｗｗ』
と思っていたのですが・・・。
その池手前は浅いのですが２歩ほど歩いたところで急に深くなる構造みたいです。
僕は完全に油断していました。
２・３歩、歩いたところでズボッと一気に肩まで水に沈みました。
「うわぁああ！！」
「つめｔ・・・イタイイタイ！！！！！」
必死になって岸に引き返しました。
水を吸ってる事や寒いこともあり中々岸に上がれません。
どうにか岸にたどり着くと僕が必死に歩いた？泳いだ距離は5ｍほどみたいです。
カモまでは50ｍはあります。
必死の思いでたどり着いても戻れないと確信しました。
・・・でも諦めると言う選択肢はもう僕にはありません。
絶対回収します。
ここで①のカモキャッチャーを取りに帰ろうと思いました。
往復 40分位かかりますが、そんな事言ってる場合じゃありません。
急いで家に向かいます。
そんな時電話が・・・
上司「おにおにくん？職場に来てくれない？」
(´・ω・｀)「え？今ですか！？？」
上司「そうなんだよ。悪いね。」
(´・ω・｀)「すいません。今池で泳いでまして・・・」
上司「え」
(´・ω・｀)「1時間はかかりそうなんですが・・・」
上司「雪が降ってるけど・・・。1時間ね。わかった待ってるね。」
これは偉いことになった・・・。
急いでカモキャッチャーを持って回収してすぐに職場に行かねば・・・
すぐにカモキャッチャーを自宅から引っ張り出し、猟場へ向かいます。
よし！これで回収だ！
と思って投げてみました。
が！
カモキャッチャーの扱いむずかしい！！！
カモキャッチャーの回で浮いてないので失敗と書きましたがその通り。
カモの近くに着水したのではカモキャチャーが沈んでしまい、浮いているカモに引っかかりませんでした。
かなり遠くに投げて勢い良く巻き取らないといけません。
これが大変でかなり体力を使いました。
いいところにいった！と思っても高さが合ってなくて引っかからなかったり・・・。
スーパーボール飛んで行ったり・・・。
20分位必死で竿を振ってどうにか引っ掛けることに成功しました。
身体はずぶ濡れでどんどん体温を奪われていますが、テンション上がります。
よし！よし！！
岸に上げる時に5年間愛用していたシーバス用の竿が折れました。
うわぁあああ！
しかし時間の都合もある。
こんなことで凹んでられない！！
回収したぞこのやろー！！！！！
メスカッターで腸の処理だけ済ませ、ずぶ濡れのまま急いで会社に向かいました。
上司まってろ！！！！！
(｀・ω・´)「おまたせしました！！！」
きっかり1時間です。僕すごい！
ずぶ濡れで、長靴をぎゅぽぎゅぽ言わせながらシャツ1枚で職場までたどり着きました。
（長靴に水が入ったままです）
上司「ええぇ・・・おにおにくん大変そうだね・・・今日は帰っていいよ」
せっかく来たのに・・・カモキャッチャー改良しなきゃなぁ・・・。
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