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有害鳥獣駆除の技能講習免除はやめてほしいと思った話

jiko_kasa_kaidan
有害鳥獣駆除の技能講習免除ついて。
ちょっと真面目な話。
・・・

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※あくまで僕個人の意見です。

こんにちは。

11月になり大物猟が始まった地域も多いのではないでしょうか?
いかがお過ごしでしょうか?
僕の地域でも11月の1日から四足が解禁となりましたが、未だ出猟できていません。
ソワソワしながらへっぽこサラリーマン業をしているおにおにです。

先日、猟期前の射撃大会へ行ってきました。
去年に比べ、今年は参加人数がとても多い射撃大会でした。
先輩と「今年は多いですね~」「良いことですね~」なんて話をしていました。
無邪気に大会の人の多さに喜んでた僕ですが、それには理由がありました。

参考:鳥取県で狩猟者登録完了&猟期前講習会へ参加!



・猟期前の射撃講習の義務化


近年の改正で「猟期前は射撃講習に務めなければならない」となっています。
この猟友会の射撃大会がそれに当たる訳ですが、どうしても来れないと言う人は
別の日に自分でクレー射撃を撃たなければなりません。
その場合の目安は年に3回以上だそうです。(当県の話です)
別の県では出猟日より1ヶ月以内の場所もあるようです。

今まではあまり触れられていなかったのですが、近年の事故や安全意識の向上から
当県でも、春の一斉検査で猟期前講習会への参加の有無が指摘される事になったようです。

その効果もあり去年の2倍位の人が集まりました。

・ヒヤリとした事前講習会

上記の理由により普段クレー射撃をしていない人が集まりました。
人が多く集まったのは良いことで、皆で正しい銃の取り扱いを学ぶ
という趣旨は分かりますが……あまりに取り扱いが雑な人が多い

・自分の番になっていないのに弾を込めて薬室を閉じる
・隣の人が撃っていないのに移動
・弾をこめながら移動
・薬室が空だからと上下2連を閉じた状態で持ち歩く
・銃口が前を向いた状態で片手で持ち歩く
・ルールが分からない
・呼ばれたら振り向く

ざっと書いただけでもこれだけありました。
射撃場のルールを理解してないのは置いといてもひどい。
もちろんその都度、指導が入ります。
なかなか直らない人はマンツーマンで指導を受けながら講習をしていました。

~怖い話~
(*_*)「よく教習射撃受かりますね…3年毎に更新あるのに…」
先輩「有害鳥獣駆除をしている人は技能講習免除だからね。」
先輩「免許習得時しかクレー撃ったことない人結構いるんだよ。」
先輩「罠の止め刺しならクレーに当たらなくても大丈夫だからってのもある。」
(*_*)「ひぇぇー」

この事前講習会に来ている人はまだ良いでしょう。
その日に正しい扱い方の指導を受けますし、毎年参加するでしょう。
質が悪いのは、どうしても行けなかったと理由をつけ、練習をしない人。
こういう人が結構いるみたいです。

有害鳥獣駆除員っていうのは狩猟みたいな趣味の世界とは違い、
地域の為に、都道府県知事又は環境大臣の許可が必要な、言わば選ばれた人なわけです。
他の人よりより銃を理解をしていなければならない有害鳥獣駆除員なのに程度が悪すぎます。
勿論、趣味のハンターの銃の取り扱いが適当で良いと言っているわけではありませんし、
有害鳥獣駆除員全員がそうだと言っている訳ではありません。
真面目に取り組まれている方を大勢知っています。
しかし、事実としてそういった人も一定数いるんです。悲しいことに。



・言いたいこと

なので僕は言いたい

「有害鳥獣駆除の技能講習免除やめて」

有害鳥獣駆除にメリットをつけたいなら「技能講習の免除でなく無償化」が良いと思います。

コストの関係で無償化が難しいなら「銃を所持してる従事者は強制参加の射撃会」を開く。「参加しない人には駆除資格を与えない」などして指導を徹底していただきたい。

銃を扱う者として正しい知識を3年に1回は勉強し直し、クレー射撃を行うことで
正しい取り扱いと冷静に獲物を狙う余裕が出来ます。
罠の止め刺しだって、近距離で5発外した人を僕は知っています。
銃と言うのは1歩間違えればとても恐ろしいモノです。
どう扱えば安全なのか?という知識がなければ安全に配慮していると言われても説得力ありません。
長年使っているから、今まで大丈夫だからと慢心せずに正しい知識を身に着けてください。

BerettaA400を所持してから1年でこれだけ当てれるようになりました。
銃の扱いで指導を受けることも無くなりました。

10mトラップフィールドルールです。


一緒に安全第一で楽しもうぜ(・∀・)♪

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