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万能スポーティング!上下二連散弾銃「ミロク2700MC」を所持しました!

こんにちは。
へっぽこサラリーマンのおにおにです。

今回は、僕が新たに追加した散弾銃ミロク社の2700MCについてご紹介いたします。

株式会社 ミロク

創業のルーツは1893年(明治26年)。弥勒蔵次が猟銃の生産を始めたことに遡ります。
現在は米国ブローニング社と提携し、
「BROWNING」「WINCHESTER」「B.C.MIROKU」の3ブランドでミロク銃を世界各地に送り出しています。
中でも主力の上下二連銃は、猟銃の最大市場である米国においてトップクラスのシェアを実現。
「匠の技」と「最先端の工業技術」が生み出すミロク銃の品質と性能は、世界中のハンター、シューターから高い信頼を得ています。

現行のMS2000シリーズ、スムースボアで高い精度を誇るMSS-20、ハーフライフルのA-BOLT、ライフルのBLRなんかも有名ですね。
2009年にSKBが自主廃業をしましたので、現在国内唯一の散弾銃メーカーになります(一部除く)

古くからの歴史もあり、安心の国内産という事で愛用する人が多いメーカーでもあります。

おにおに
その特徴は、なんと言ってもコスパの良さ

精度は良く、壊れにくく、価格も海外製の同等スペックの商品に比べ10万円位安くなっている場合もあります。
また、国内に工場もありアフターケアもバッチリ対応可能で各パーツも豊富にある事も魅力の一つです。
他にも、所持されている方が多いという事でレビューを見てから購入できるのも良い点ですよね。

最初に所持する銃でミロクを見ることが多い気がします。
その頑丈さは折り紙付きで「10年前?20年前の銃?どこよ?え?ミロク?じゃあ大丈夫だな。」なんて話が出るほど。
中古で買っても頑丈で壊れにくい・アフターパーツバッチリ・銃砲店も慣れてて修理出来る等…様々なメリットがある会社になっています。

僕が購入した経緯

実は以前からスポーティングの散弾銃を探していました。
きっかけは猟友会の射撃大会。ベレッタのA400で頑張っていたのですが、結果はボコボコ。特にダブルがひどい有様でした。決してA400のせいでは無いのですが…。
「もう少し結果を残したい」そう話をしていると、色々な人から「クレーを撃つなら上下二連」が撃ちやすいよと勧められました。

僕はクレー射撃よりも狩猟がメインに考えていたので、買う気はありませんでしたが、「上下で撃つとそんなに違うのか?」と少し気になりだしました。
本当は試しに撃てたら良いのですが、人の銃は撃てませんし、いきなり他の銃を持ったと言って慣れた銃以上に当たるものではありません。
「あーでも排莢キャッチ格好いいよな~」なんて妄想したりはしていました。

そんなある日、ツイッターで「スポーティングの中古あったら教えて下さい」なんてつぶやいていると…

「おにおにさんが買ってくれるなら手放します。2700MCです。」

と返信が…!

これで一気に現実味が帯びてきました。
以前の記事で「欲しい銃がある時は色々な人などに言っておけ」と書きました、まさか自分がそのまま体験するとは…。

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僕が購入した理由

銃の所持にはちゃんとした理由が必要です。
「上下二連を撃ってみたいから」「排莢キャッチがやりたい」なんて理由じゃ許可が出ません。
でも、大丈夫。ちゃんと追加したのには理由があります。

スポーティングを購入した理由

・猟友会の大会を頑張りたい
・鳥撃ち用に使いたい
・(更新時期をずらしたい

・猟友会の大会を頑張りたい
猟友会の大会って言うのはトラップ・ダブルトラップ・スキートで競います。
専用銃よりも万能型のスポーティングの方が撃ちやすいらしい。(器用貧乏とも言う)
僕は大会を目指している訳ではないのですが、趣味でのクレー射撃は好きです。そういう時に持っていけたら楽しいだろうな~と。

・鳥撃ち用に使いたい
今のA400にはダットサイトをのせて大物猟をやることを想定しています。
ダットサイトをのせて鳥撃ちが出来ないという訳ではありませんが、やはりオープンサイトの方が近くを通る素早い獲物に対しては有利です。
「じゃあ鳥やりたい時外せば?」と思われるかも知れませんが、ダットサイトを乗せたり下ろしたりすると、ゼロインが狂うので再度調整が必要です。そのため「今日は鳥撃ちだからスコープ外して~」「明日は乗せて~」なんて事はホイホイ出来ないんですよね。ゼロインも結構なお金がかかるし…。

という訳で、スコープ乗せる大物猟用のA400、鳥撃ち用の2700MCという運用を想定しています。

・(更新時期をずらしたい)
かっこ付きにしたのはこれだけでは、所持理由として認められないためです。

先輩猟師から頻繁に「どうしようもない事もあるから。更新時期はずらしておけ」と言われていました。

もし、更新を忘れたり申請できなかったりすると許可が失効してしまいます。
そうなるともう1度最初から。初心者講習から受けなければなりませんし、ライフルの許可年数も0に戻ってしまいます。
その時にずらしてあると忘れた分の銃の許可はなくなりますが、所持許可自体は消滅しません。銃砲店などにその銃を預かってもらったりして、書類を揃え、再度申請することが出来ます。

2700MC

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよミロク2700MCの紹介です。
競技用の銃とは違い、2700MCは実猟銃の扱いの様です。

本体

重さは上下2連式にしては軽量で3.1kg程度。

軽量とは言われますが、最初の印象は「重たい」
僕のA400とそんなに変わらない筈なんですがとても重たく感じました。バランスの差でしょうか?
構えてみると不思議と安定するんです。すごく構えやすい。

狩猟で使われていたという事で負環が装備されていました。
僕も狩猟でも使おうと思っているのでありがたい。

彫刻綺麗ですね。A400には無いのでなんか嬉しい。

きれいな木目です。
「狩猟してたので結構キズがあるよ」と言われていましたが、なんがなんが(方言?)。確かに傷はありますが、狩猟をしていたら当然。
他のどの部分を見ても、10年以上前の銃とは思えずきれいな状態。とても大切にされているのが伝わって来ました。

安全装置

A400はトリガーの前の部分に安全装置がありますが、2700MCは手元に安全装置があります。

写真の状態はセーフティがかかった状態。
この状態では引き金は落ちません。
上にスライドすることによって安全装置が解除となります。

横のUはアンダー。
最初に銃の下側から弾が発射されるよ。という事です。

一度下にスライドさせてから横にスライドさせることで、1発目を上からに変更することも出来ます。

写真の状態のO(オーバー)これで最初は上から発射されて2発目は下から発射されます。

イージーヒット

負環の他にもイージーヒットが装備されていました。
接眼面が潰れていたので、わざわざ他の中についてたものをつけてくれたそうです。
ほしかった装備なので本当に嬉しいです。

右の目で見ると、照星が緑が光って見えます。
左目で見ると、黒い筒が邪魔して光って見えません。

これにより両目で獲物やクレーを見ながら、効き目で見ている照星でしっかりと照準を合わせることが出来ます。

交換チョーク

専用ケースと銃カバー付き。
交換チョークは6本付属していました。

内蔵式インベクターチョーク。
Browningのこのチョークと互換性があるそうです。
現在でも2インチのロングチョークが売っていて、幅広い運用が期待できます。

おまけ山盛り

山盛りのおまけが入っていました。

獲物の引き出し等にということでパワースリング。
剣鉈などをぶら下げてもずれないオススメ安全帯。
枝や解体に収納機能付きノコギリ。
狩猟に使うのはもったいないナイフ。

全部僕が猟期までに買わないと駄目だな。と思っていたものばかりです。

僕はナイフに詳しくありませんがcaceのmakoというすごく格好いいナイフ。
これは綺麗すぎて使えない。何に使うのが正解なのだろうか。
誰か教えて下さい。

まとめ

安く譲ってくださったのに、オマケも山盛り頂いてありがたい事です。
銃のもすごく丁寧に整備してあり、大切に使われてるとても良いものでした。
銃に負けないように練習頑張ろうと思います。

今回とても良い出会いがあり、所持することになりましたが、欲しい銃がある時は各方面にアピールするのはとても大切だなと感じました。

今回、譲っていただいたフォロワーさん本当にありがとうございました
大切に、ガンガンつかって行こうと思います(・∀・)b


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