こんにちは。
へっぽこサラリーマンのおにおにです。
今回は「狩猟を始めたいけどお金がない～」「なるべく安く始めてみたい」「練習にお金を使いたいから、なるべく安く手に入れたい」
そういう声を、よく聞きます。
僕も最初に所持する時に悩みましたので、なるべく安く散弾銃や空気銃を購入する方法を書いていこうと思います。
①地元猟友会に連絡してみる
これは僕の友人が実際にやった方法です。
所持しようと思った時から、猟友会へ電話して「所持したいので、手放す人が居たら教えてほしい」と頼み込みました。
銃を減らす予定だった方を紹介してもらい、彼は手数料とお礼で銃を所持することが出来ました。
・欲しい銃が手に入るとは限らない
・銃の状態が良いとは限らない
間違いなくお金は１番かからないでしょう。
猟友会も高齢化が進んでいて、引退する人も増えています。
タイミングが合えば良いものを譲り受けることが可能です。
その時に、ガンロッカーや装弾ロッカーや狩猟/射撃に使う道具なども、ご厚意で譲ってもらえるかもしれません。
しかし、自分のやりたい事が出来る銃とは限りません。
大物猟がやりたいのに、上下２連や水平のフル絞りであったり、トラップ射撃がやりたいのに平筒の自動銃かも…。
それに、今回のケースでは彼は安く手に入れるために２年待ちました。
狩猟や射撃は経験が１番大切です。
２年も待つなら５万くらいで、ある程度適当なものを所持して、山へ足を運んだほうがよっぽど有意義だと僕は思います。
更に、銃の状態が悪いものの可能性があることを、念頭に置いて置かなければなりません。
僕は射撃場で「28ｇでも回転しない」「この銃は手入れしなくても撃てる」「ジャムばっかりする」等色々な話を聞いています。
その原因の一つにメンテナス不足があります。
僕は考えられないのですが、銃のメンテナスを1度もしたことがないと言う人が居ます。
案の定、銃身や機関部はサビだらけ…よく撃てるなと思います。
「そういえば欲しいって人が居たな。壊れそうだし、これ渡すか。」
もちろん良い方も沢山います…が、そんな銃を渡される可能性もあるという事です。
②射撃場に相談してみる
僕が銃を所持して射撃場で撃とうとしていると、ポスターが貼られていました。
『Berettaウリカゴールド所持者募集』
僕はショックを受けました。
銃ってのは銃砲店で買うのもだと思って、色々探してた銃。
ウリカゴールド…しかも激安！
僕はもうA400を24万で買ったところでした。
もちろんA400に惚れて買ったので後悔はないのですが、こんなところにも出会いがあるのか…と。
それから２年位射撃場に言っていますが、何度か話を聞きます。
「◯◯手放すから欲しくない？」
「◯◯さんが貰い手探してたよ。」などなど…。
・欲しい銃が手に入るとは限らない
・銃に思い入れがある事がある
こちらも①と同様で、手放す方の都合になりますのでこちらの望むものが手に入るとは限りません。
狩猟に使いたいのに、射撃用の銃だったりするかも。
フル絞りのトラップ銃では、スラッグ弾を撃つ事は推奨されませんので、大物猟が出来なかったりするかもしれません。
銃の状態に関しては、射撃をされている方はメンテナンスをちゃんとしている人が多いです。
猟友会の人がメンテナンスをしていないとは言いませんが、射撃をされている人の方がちゃんとしている人が多いのは事実だと思います。
ただし、その分思い入れが強い傾向にあります。
「ワシがやったあの銃はどうだ？」
「猟場なんかに持って行ってないだろうな？」
譲ってもらったけど、自分の目的に合わなくて買い替えたり、自分好みにしたり、猟場に持っていったり…やり難くなることがあります。
もう自分の銃なのですが、譲ってもらった手前強く言えず、好きなことが出来ないという事があります。
③地元銃砲店で探す
あなたの地元に中古銃を扱っている銃砲店があればチャンスです。
そこの店主に正直に初心者にオススメでなるべく安い銃を探してもらいましょう。
・地元銃砲店と繋がりができる
・自分の目的にあった銃を所持できる
・変な銃を渡される可能性もある
地元の銃砲店とつながりを持っておくのはとても良いことです。
銃砲店経由で狩猟仲間や射撃仲間を紹介してくれたりもしますし、今後弾を買いに頻繁に訪れるかもしれません。
買った銃が不調になった時は、そこに持っていけば面倒を見てくれる点も安心ですね。
しかし、銃の代金は上記の2つよりもかかります。
それでも5万位の銃もありますし、自分の目的にあった銃を所持できるのは、すごくメリットだと思います。
ただし…変な銃砲店がある事も事実です。
僕の知っている人だと「クレー射撃（トラップ）がやりたい」と言って来た人に上下二連の20番の24インチを売ったという話を聞きました。
12番と20番では20番がクレー射撃において明らかに不利ですし、弾代が10円も違います。
10円なんて大したこと無いと思うかもしれませんが、僕の今年の弾の許可数は2000発です。
10円はデカイ。
2000発で2万円違うわけですからね。競技される方はもっともっと撃ちます。
状態最高と書かれている銃を買って、銃身の中がサビだらけだったという話も聞きます。
他にも1発売ったら謎の金属が飛んでいったとか…。
ほとんどの銃砲店はちゃんとされていますが、信頼できるお店かどうか1度リサーチをしてから買うのが良いでしょう。
④インターネットで買う
僕の地元の銃砲店は、欲しい銃の取り扱いが無かったので僕はインターネットを利用して最初の銃を購入しました。
ネットで買うというと色々不安に思うかもしれませんが、相手は慣れていますので言われたとおりに手続きをすれば滞りなく所持することが出来ます。
・値段も納得がいくモノを探すことが出来る
・中古の場合状態を確認できない
インターネット上には無数の銃砲店が情報を出しています。
自分の欲しい銃が決まっているなら、そこで安かったり、条件が良いものを探すことが出来ます。
中古の銃を買う場合ネット上での写真を見て判断することになります。
そのため「実際に届いた時に写真の写りと違った」「話と銃の状態が違う」という事が起こりえます。
③とかぶりますが、信頼できる銃砲店かどうかリサーチしてから買いましょう。
アフターフォロー、銃の修理などは基本的に購入店に郵送になると思います。
地元の銃砲店で買えば、そこで見てもらえたりしますが、それが出来ませんし、気軽に不具合などを相談することも出来ません。
そうそう壊れるモノではありませんが、その所を理解した上で購入しましょう。
番外編
インターネットで買うの番外編です。
こちらの情報は、比較的慣れてから使うことをおすすめします。
上手に使えば安く手に入れることは出来ますが、それなりの知識が必要となります。
検索ページ入り口→全商品を見るで見ることが出来る。
加入ガンショップの最新中古銃の情報が次々追加されていくので、見ておくとよいだろう。
すべてのネット上の情報が網羅できるわけではないが、加盟店は結構多い。
取引先は銃砲店なので初心者も安心して取引ができる点も◎。
色々な銃がオークション形式で出品されている。
銃やスコープがどれくらいの値段が適正なのか判断する必要があるが、レアな銃やお得な銃に出会える可能性も高い。
出品者は一般の人は出品出来ず、ファーイーストが出品しているのでその点も安心か。
僕の友人も何度か購入したと言っていた。
＜ガンオク＞
ガンオクという名前だがオークションではない。
先程のサイトと違い、個人と個人でのやり取りとなる。
個人間のやり取りとなるため、それなりの知識が必要となる。
そのため、初心者にはおすすめしない。（銃砲店経由もあり）
しかし、その分安く購入するチャンスもある。
慣れてきたらチェックするべきサイトだろう。
まとめ
以上が所持許可をとって３年目の僕が教える「出来るだけ安く銃を買う方法」。
それぞれのメリット/デメリットを踏まえ僕の１番のオススメは③地元銃砲店で買うことです。
自分がやりたいことも予算も相談できるし、その範囲でのベテラン店主のオススメも教えてもらえる。
アフターフォローの事もあるし、初心者にはオススメ。
③＞④＞①＞②
これが、へっぽこサラリーマンオススメの順番。
もちろん安く手に入れるには貰ったほうがいいけど、時間的な事や、不具合や柵が存在する。
それなら数万円出してもさっさと所持して猟場なり射撃場なり行ったほうがいいと思う。
地元銃砲店に取り扱いがなかったり、予算の都合が合わなかったらネット上で探してみよう。
いずれにしても銃を所持しようと思ったときから色々な方向に向かって「こんな銃が欲しいです！」「予算これくらいで探してます！」とアピールする事も大切。
そうすると「そういえばあいつそんな事言ってたな～」と良い出会いがあるものです！
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