最新式散弾銃ベレッタA400シリーズをまとめてみた

こんにちは。
へっぽこサラリーマンのおにおにです。

僕は3年前ベレッタA400シリーズである「エクスプロアー ライト」を購入しました。
その時のラインナップは4種類くらいでしたが、今はどうなっているのか?
調べてまとめてみました。

念願のBeretta(ベレッタ)A400の並行輸入品を所持しました!

2017年9月14日

ベレッタA400シリーズ

ベレッタA400シリーズはベレッタ社から発売されている自動銃です。

その技術力で他の銃よりも36%早く連射ができるそうです。
1秒間に4発・・・日本の狩猟においてそんな連射する機会は殆どないと思いますが、次弾を撃ちたいタイミングで撃てるのは安心感があります。

さらに、ベレッタA400シリーズは24gでの回転保証を謳っています。
グラム数の少ない弾を使うと、自動銃では回転不良とよばれる弾づまりを起こす可能性があります。
そのため、昔の自動銃は28gや32gの弾を使うようにと言われていました。
24gといえば一般的にクレー射撃で使用される弾で1番安価な弾でもありますでのこれで問題なく使用ができればそれに越したことはありませんよね。
24gでの回転保証を謳っているのはベレッタだけで、無調整で24g~57gや64gまでの弾に対応できるようです。

ラインナップ

・ライト
・ユニコ
・アクション
・ウルトラライト
・プラス
・アップランド
・マルチターゲット

日本の公式HPで紹介されているシリーズは4種類ですが、迷彩色や付属品が多く付いたプラスシリーズや彫刻が美しいアップランドなども存在します。
既存モデルも銃床にゴムが付いたりデザインも進化してきています。

ライトとアクション

僕のA400のライトは現在廃盤で、役割が被っていたアクションが残りました。

以前はライトは12番右利き用、アクションは左利き用や20番用と差別化されていました。
機関部の色もライトはライトグリーンでアクションはブロンズが採用されているのも特徴です。
現在のアクションは右利き用・12番用も発売され明確な違いがなくなりました。

そのため、ライトは姿を消しアクションへと統合されたように思えます。

カタログスペックを見るとライトは2.85kg・アクションは3.29kgになっています。どの部分で重さの違いがあるかはわかりませんでしたが、こう考えるとライトは軽さに特化してたモデルなのでしょうか?

まぁウルトラライトってモデルもあるわけで、ますますライトの存在意義が…?

ウルトラライト

『山で歩くには少しでも装備を軽くしたい』そのニーズに答え、軽さに特化したモデルのウルトラライトです。
リブの部分にカーボンファイバーが使用されております。
さらに、銃床なども薄くすることで軽量化を測っているモデルになっています。

その重さ2.76kg

うーん。
軽さに特化したモデルと言う割にはそこまでの差はありませんね。
アクションと比べると結構な差ですが、ライトと比べると0.09kgしか変わりません。
定価でライトよりも4万円高いですし、軽量化のために木の部分も薄く作ってあります。
カーボンリブ・黒い機関部は格好いいですが、ベレッタで軽い銃が欲しい人は、僕はライトやユニコをおすすめします。

あ、ライト廃盤だったわ・・・。

ユニコ

A400シリーズの上位モデルのユニコです。
なぜか公式ホームページの重さは28インチで3kgと書いてあります。
他の銃は26インチのときの表示だから、26インチのユニコなら2.85kg位か?
ライトと同じくらいの軽さって事ですかね。

見た目の違いは使用されている木が少し綺麗な事と、機関部の色がダークグリーンで落ち着いた色で有ること。
また、シンセティックモデルも存在します。

なんと言ってもこのモデルの1番の特徴はキックオフ機能ですね。

上記で紹介した、他のモデルのはこの機能はありません。
機関部から銃床のグリップ部分にかけて独自のキックオフ機構により最大で反動を70%低減できるそうです。

これがあると銃床の角度変更とか出来ないじゃないの?と思われるかもしれないが、ちゃんと出来るみたい。
持ってないから分からないけど、どうするんだろう(´・ω・`)?

他の特徴としては薬室が31/2インチだって事だ。
これによって一般的に言う強装弾やマグナム弾よりも強烈な31/2弾を撃つことが出来る。
しかし、日本国内でそんな弾はほぼ流通してないし必要もない。
撃っても3インチのマグナム弾で十分だと思うので、この機能は外国向けか上位モデルのオマケ程度だと思っています。

プラス

A400シリーズにカモ柄迷彩モデルが登場した。
所持している友人に見せてもらったが、本当に同じシリーズの銃なの?ってくらいに僕のA400ライトとは構造が違っている。
Xplor系とXtreme系だとここまで違うんですね。
また違いをまとめれたら掲載したい。

ライナップは4種類でMAX-5、MOSSY OAK BOTTOMLAND、DRT、BLACK SYNTHETIC
現在では白迷彩柄や蛇っぽい柄も存在しています。

機能としては先程紹介したキックオフ機能に加え、レシーバーやラッチボタンが操作しやすいように大きくなっている。
これによってラッチボタンをポンッと叩くだけで閉めることが出来る。
※他のA400シリーズにも後付可能

機関部上部には純正マウントベースををつける穴が4つ存在指定している。
キリガギがないモデルなので、どうするのかと思っていたが、この穴を利用するようです。
この純正マウントベース20ミリ幅ウィーバータイプなのでドットサイトやスコープも簡単に取付可能だそうです。

買った友人の話では価格はウニコと同程度だったようです。

マルチターゲット

A400シリーズでありながら、競技向けのラインナップとして異彩を放つマルチターゲット。
トラップ・スキート・スポーツなどすべての競技に向けて開発されたモデルで、
狩猟用というより射撃銃って感じで自動銃にしてはとても珍しい。

先ほど紹介したプラシシリーズと同様に大きめなハンドルとリリースボタンが装備されている。機関部はシルバー。
かなり特徴的なハイリブも装備されており、このリブは好みに合わせて調整可能だそうだ。

可変ベンドも装備されているので、それぞれのオーナー合った調整が可能。
銃床にはキックオフシステムも搭載されているのでリコイルも少ない。
12番のみの販売で、米ドルで3000.00で販売されている。
日本で販売しているのは見たこと無いが、1名所持している人を知っているので手に入れるのは可能みたいです。

めっちゃ格好いいが、山に持っていくとすぐ傷だらけになるので持っていく勇気は僕はない(´・ω・`)

アップランド

個人的にくっそかっこいい

2019年現在ではこれが1番新しいモデルなんじゃないでしょうか。
先台キャップはアルミ削り出し、機関部上部には従来のキリカギ機構。

機関部は彫刻入りのニッケル仕上げ。
背面にもきれいな彫刻がされています。
調べてみると銃床の部分のゴムがあるモデルと無いモデルがあるようで、日本で確認出来たのは無いモデルがほとんどでした。
12番のみの販売のようです。重量の情報はありませんでした。

サイトロンさんのHPより

値段はライトと比べて1万円ほど高いけど、僕なら1万円の差だったらこっちがいいなぁ。
あ、よく見たら交換チョーク5本付きじゃないですか。
僕のA400ライトは3本だったので、アップランドの方がお得感ありますね。

回転保証について

回転不良の話を少し。
ベレッタA400シリーズは24g回転保証を謳っていますが、100%ではありません。

僕が買う以前の初期モデルは初期不良があり、回転不良が頻発していたりします。(銃砲店で修理可能)

友人のプラスは弾の相性があるようで『この弾なら回転不良ない』と言っていました。
しかし、相性の悪い弾を使っても、頻度は1000発撃って1回あるかどうか程度だそうです。

僕のA400ライトは今まで3000発以上は撃ってますが、未だに24gでの回転不良は1度もありません。弾も友人が相性がわるいと言っていた弾を使ってみましたが、問題ありませんでした。

この回転不良、薬室の大きさの問題があるのではないかと言われる方も居ます。
僕のライトは3インチですが、上位モデルは31/2インチですから、その差ではないかと。
3インチモデルはライト・アクション・ウルトラライトになります。

他にも回転不良の原因には、肩付けが甘い、個体差やメンテナンスなど色々な理由があります。
一概に何が悪いとは言えませんが、A400が24g絶対回るというわけではないのであしからず。

そうは言っても、自動銃の中では抜群の性能を発揮していると僕は思っていますよ。

まとめ

以上が2019年現在ベレッタで発売されているA400シリーズでした。

僕が購入した時と違って、色うや柄や機能など、色々な種類の中から自分好みの銃を選べれるようになってますね。

僕が今買うならアクションかアップランドかなぁ~(・∀・)

ベレッタのA400はとても良い銃で、僕でもフィールド射撃では23枚・公式でも18枚位は当てれるようになり、カモやイノシシも狩ることが出来ました。

【狩猟】サラリーマンが初めてイノシシを獲った日 前編【散弾銃】

2019年2月19日

それぞれ色々な特徴があって迷っちゃいますね。

他にも色々なメーカーの魅力的な銃も沢山ありますので、何かの参考になれば嬉しいです(・∀・)


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4 件のコメント

  • おにおにさん、お久しぶりです。

    うちのA400エクストリームシンセはジャムりまくり(相性悪い弾だと1/10くらい)でございます(´・ω・`)
    酷い時にはレッドバードスラグですらジャムる始末orz一応、銃砲店で改修済みなんだけどなぁ。
    これ以上酷くなるようなら、豊和精機で薬室内のスムージングを依頼せねばならないかなと考えています。

    • 白衣のハンターさんコメントありがとうございます!

      ええー!そこまでひどいと修理案件でしょうか…。
      なにあ原因がわかれば良いのですが。
      スラッグですらジャムるとか猟場でも怖いですよね。
      良い解決策が見つかるといいですね。
      やっぱり個体差もあるんですね。そればっかりは購入前にはわからないからな~(´・ω・`)

  • 初めまして。
    当方、A400アップランドを所持しています。

    記事中の・・・

    これによってラッチボタンをポンッと叩くだけで閉めることが出来る。
    ※他のA400シリーズにも後付可能

    ・・・についてお尋ねしたいことがあります。
    このラッチボタンは、個人で交換可能なのでしょうか?
    また、その場合は、通販等で入手できるのでしょうか?

    何か情報があれば、よろしくお願いします。

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    サラリーマンでも狩猟はできる! 2016年より第1種狩猟免許と罠免許を習得と同時にブログ開設。 空気銃のレインストームと散弾銃のBeretta A400で狩猟を楽しむ。 他の趣味は麻雀/ハースストーン/クラロワ/美味しいもの/酒