こんにちは。
今回は、ボルト式散弾銃のメンテンスの紹介です。
教習射撃などで、上下二連式の散弾銃のメンテナンスは教わりますね。
自動銃も所持者が多いことから、気軽に聞くことができます。
しかし、ボルト式散弾銃は所持者がそこまで多くありませんので、分からないことも多いと思います。
銃砲店に聞ければよいのですが、今回の僕みたいにネットで購入される方もおられるでしょう。
今回のメンテンナスを行えばとりあえずは大丈夫♪
参考にしてみてくださいね(・∀・)
ボルト式散弾銃のメンテンナス
サボット弾はワッズに覆われていますので、そこまで銃身は汚れませんが、射撃が終わったらメンテナンスをしましょう。
汚れなどでライフリングが詰まってしまうと、せっかくのハーフライフルがその性能を十分に発揮できなくなります。
狩猟で使用したあとも同様です。
撃った日はもちろん、撃たなかった日も銃は案外汚れています。
木の葉・草・ホコリ等色々なゴミが内部に入っています。
精度を高めるため・サビ防止の為にも使用した後は毎回メンテンナスをするのが理想的です。
今回は僕が所持した、ブローニングのA-BOLTでのご紹介になります。
サベージ、MSS-20、ターハント…etc。異なる部分もあるかと思いますが、基本的には同じだと思います。
メンテナンスの準備
・洗矢(12番・20番あるので注意)
・ウェス
・ボアスネーク
・タオル
室内でメンテナンスする場合、銃口から油や汚れが出ますので大変なことになります。
ペットボトルなどを切ったもの等をハメておくと安心です。
さらにペットボトルの底にティッシュなどを入れておくと、いいでしょう。
あると便利なもの
作業台
絶対に必要って訳ではないのですが、散弾銃のメンテナンスは、銃を立てることができる台があると作業がしやすいです。
廃材などを加工したり、ダンボールで作ったりするのも良いでしょう。
木工用蜜蝋クリーム
所持したときに、ウッドストックの部分が綺麗で驚いたのですが、上記の木工用みつろうクリームでメンテナンスされているそうです。
使い方は「クリームを薄く塗り伸ばした後、そのまま硬化させて1週間後にオイル作業用のペーパーで磨き上げる」そうです。
綺麗なウッドストックを維持したい方お試しあれ!
メンテナンス手順
①軽くWD-40を銃口に吹いて洗矢を通す
ライフリングに沿って回転させながら押し出しましょう。
A-BOLTのライフリングは右回転なので、右回りに押し出します。
これを2・3回やりましょう。
②ウェスを付けてボアスネークを通す
先端にウェスをつけることで、ボアスネーク自体に汚れが付着しないので後が楽です。
1回通しただけで、こんなに汚れが取れました。
気になる方は2・3回通せば十分です。
③機関部やボルトの汚れをとる
ボルトのピンの周りも汚れていますので、WD-40をウェスなどに軽く吹いて拭き取ります。
機関部やマガジン等も同様に、WD-40を染み込ませたウェス等で拭きましょう。
④銃身外側の掃除
A-BOLTはフローディングバレルと呼ばれる、ストックなどに銃身が接さない構造になっています。
簡単に言うと浮いてます。
ボルト式散弾銃は先台を外すことができませんので、この部分の防錆処置をするには工夫が必要です。
新聞紙等にWD-40を十分に染み込ませましょう。
長く使用しない場合は、エンジンオイルなど粘稠度の高いものが良いようです。
そしたら新聞紙を差し込めばOK。
当然ですが、銃身の外側も油を付けたウェスで拭いておきましょうね。
以上!
メンテンナス終了(・∀・)
まとめ
以上が「最低限。これだけはやっておいたほうが良いよ」というメンテナンスでした。
動画で見たい方や、もっと詳しくメンテナンスを知りたいという方は、上記の「アラフィフ親父の戯言」さんの動画を見てみてください。
僕の銃の前オーナーで、新品同様…いや。新品以上に銃を保っておられました。
きっと参考になると思いますよ(*´∀`)
猟や射撃ってとても楽しいですけど、とっても疲れますよね。
疲れたからそのままガンロッカーに・・・その気持は良く分かります。
その銃をしまう前に少しだけ…磨いてみてはいかがでしょうか(・∀・)?
きっと答えてくれますよ!
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