今シーズンは僕が狩猟を始めてから5年目になります。
最初の頃は獲物に対する欲が非常に高く、いかに獲物を効率的にとるかという事を考えて動いていました。
ホシハジロのために寒中水泳をしたり、鼻血程度しか出ていないイノシシを隣山まで追いかけて遭難しかかったり・・・今思えば結構無茶もしました。
そんな僕ですが、5年目ともなると落ち着いてきて考え方も変わってきました。
「いま撃つと回収できないからやめておこう」「カモは1回食べたら良いかな？」「今日は鹿の日だからイノシシはやめておこう」「ここは道路が近いからやめておこう」
なんて感じになってきました。
ってわけで今回はﾘﾛ氏のTwitterを見ていつかやってみたいと思っていた、ハイキング＆ハンティングというのんびりとした感じの狩猟をしてきました。
購入したもの
ソロストーブ
Amazonを漁ると多くの商品がヒットするので、どれが良いのかはわからないけどこちらを購入。
石で囲いを作ればいいやーなんて思っていたんだけど、直火だと火事のリスクがあるし、燃焼効率が悪いので購入。
これ系の商品は底の部分から空気を取り込むので、効率的に二次燃料を起こすことができる。
雨や雪などで燃やせるものがなく、困ったときは固形燃料も対応できるらしい。
上の部分に五徳がついているので大きいものも安定して置けるんじゃないかな？
ポチ
キャンプクッカー
これ系の商品もAmazonに溢れている。
何が良いかわからないので、ベストセラー１位のこちらの商品をポチ。
コンパクトながら蓋付きの鍋が２つとフライパンが１つついている。スプーン、フォーク、おたまといった付属品も多くありこれだけ買えばとりあえず困ることはなさそう。
でも、正直ソロハンティングには向かなかった。
なぜかというと「デカイ」から２．３人分の調理をするなら良いと思うけど一人だとコンパクトになるとはいえ結構かさばる。それにシンデレラフィットしているわけではなくて重ねて収納しているだけなので、ガチャガチャと音がなる可能性がある。
取っ手はグスグスだし…作りの粗さが目立つ。壊れたら買い換えるって感じで買うと良いかもしれない。
その他
・ターボライター
・ウェットティッシュ
・ウインナー
・コンビニパスタ
・お茶
・お水
そんなところかな？
風が強いと火がつきにくいので、ターボライターやジッポが良さそうな気がする。
そういえば狩猟始める時、ファイヤースターター買ったけど使ってないや…まぁあれは今回もいいやろ(；´Д｀)
食べ物はお好みで、本当はﾘﾛ氏の様に料理が出来たら良いんだけど初回なので軽い感じでやってみることにしてみた。
ハイキング＆ハンティング開始
この日は近隣の方から鹿の目撃情報がある、という山を歩いてみることにした。
まぁ痕跡みつけれたらラッキーだよねって感じです。
持っていった銃はオールマイティに対応できそうって事でBerettaA400を選択。
のんびりと歩いていきます。
穏やかな風と暖かな陽の光が心地よい。鳥のさえずりと木の葉が擦れる音を感じながら歩きます。
すごくのんびりとした空間で癒やされますね。
しばらく歩くとヌタ場やイノシシのハミ跡を発見。
通いもボチボチ良さそうなのがありましたが、糞は少なかった。
寝屋もかなり古いものしか発見できず…最近は動きがあんまりないのかな～。
周囲を色々と回って疲れたので、お昼ごはんタイムにすることにしました。
お昼ごはんタイム
ふー。疲れた。
目撃情報があるって言ってもそんなすぐには会えませんよね。
地形や様子が分かっただけでも十分に収穫です。
周囲の葉っぱをどかしてソロストーブを準備。
燃えやすように枯れ葉を入れていきます。そして下からライターで火を付けると直ぐに燃え上がりました。
すごい火力です。
ソロストーブを使うのは初めてですが、こんなに火力があるとは…ビックリ。
ただ、直ぐに燃え尽きてしまうので定期的な燃料追加が必要になります。
なかなか良いのではなイカ？
ウインナーをぶち込んで焼いていきます。
ジュー。
良い香りが食欲をそそります。
上手に焼けました～♪
早速いただきます(・∀・)
くっ！！！
なんだこれは…
ただのウインナーなのにめっちゃうまい！！
疲れてるからなのか？外で食べるからか？
めちゃくちゃ美味しく感じますね。こりゃいいぞー(・∀・)↑↑
さて・・・僕がこれだけで足りるわけもなく。
ﾘﾛ氏の様に料理もできるわけではなく…。
って事でくっそ手抜き作戦。
コンビニでスープパスタを買ってきて打ち込む！！
ぐつぐつ。
レンチン用の商品だったので、少々心配でしたが美味しく出来ました！！
山で温かいごはんが食べれるなんて最高(*´ω`*)めっちゃ美味しい。
思わずｄグッ！ってしたくなる気持ち分かります。
注意（補足）
山火事に注意
・燃えやすいものを置かない
落ち葉の上では火を使わないようにしましょう。写真のアングルの関係なのか、結構近く見えますが実際は広い土の空間を設けています。
更に手元の水を用意しておき、万が一の場合は直ぐに消火が出来るように工夫しましょう。
・火を大きくしすぎない
必要以上に火を大きくしないようにしましょう。
広がっていくときは一瞬です。コントロールできる範囲にとどめましょう。
・風に注意
風が強い日は火の勢いも強いです。
そんな日は無理に火を起こさないという、選択肢も重要です。
ゴミは持ち帰りましょう
燃えカスなどもそうですが、出たゴミは責任持って持ち帰りましょう。
そんな事で入山禁止なんてなったら損ですからね！なーに食べた分だけ荷物は減ってるんだ。大丈夫だ！
まとめ
最後に火が燃え尽きるのをのんびりと眺め、ゴミや炭の片付けをして完了。
ご飯を食べると芯から温まるし、パワーが出ますね。
それまでクタクタでもう帰ろうかと思ってましたが、食事の後も２時間位山を歩くことが出来ました。
なにより山で冷えている体に温かい食事ってのが最高で…！すごく良い休日でしたね。
獲物をひたすら追いかける猟も楽しいですが、こういうのんびりとした猟もいいもんですよ。
あ～今度はコーヒーやスパイスを持ってこようかな。
みんなもやってみてね～すごく癒やされるし、飯も美味しいよ(・∀・)ﾆﾔﾘ
出会いはなかったけど…。
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