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2回目の僕でも獲物GETできた。初心者スピアフィッシングのやり方。

こんにちは。

今年の夏も暑いですね。
前回、初めてのスピアフィッシングを経験したへっぽこサラリーマンです。
今回は2回目でようやく獲物をGETすることが出来ましたので、そのやり方を書いておこうと思います。

「スピアフィッシング」は気軽に楽しめる趣味だと伝われば嬉しいな。

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大きな勘違い

カメラのせいで暗いですが、本当はもっときれいな海

僕は、魚は深い場所に居るもんだと思っていました。
「深い場所に潜らないと居ない」「陸から遠いほうがいい」そう思ってました。
確かに、大きな魚は深い場所や大きな岩の隙間に居たりするんです。

しかし、初心者にそれを狙えと言っても無理な話です。
ヤスも上手に扱えないし、潜水時間も短い。水中での素早い動きも出来ません。

困っているとTwitterで「まずは根魚を狙うと良いよ」と教えていただきました。

根魚(ねぎょ、ねうお、ねざかな、英語:rockfish)とは、海底の岩礁や海草の間や瀬などに棲み、遠くへは移動することがなく生息範囲が狭い魚。根付き魚、ロックフィッシュとも呼ばれる。
日本ではメバル、カサゴ、オコゼ、アイナメ、アカハタ、クロソイ、クエなどが代表的。

Wikipediaより

簡単に言うと、岩の間でジーっとして動かない魚です。
泳いでる魚に比べて呼吸を整えじっくりと狙うとこも出来ますので、難易度がかなり下がります。
さらに、こいつらは接近しても、やり過ごそうと動かない事がほとんど。
ヤスで突かなければ、かなり近くまで接近しても動きません。
しかもこいつらは美味い!

こいつらを探す事に専念すると、意外と浅瀬で多く生息しているじゃないですか。

つまり・・・

おにおに
深い場所じゃないと出来ないってのは大間違い!
浅瀬でも十分楽しめる!

という事が分かりました。

慣れてから、色々装備を整えて大物に挑みましょう!
なんか狩猟と似てますね。

道具を見直そう

スピア

以上の理由により、まずは浅瀬で根魚に狙いを絞ることにする。
そうすると以前購入した、205cmの僕のスピアでは長すぎて引っかかる。

このスピアは真ん中の部分を使わないことで150cmまで縮める事ができる。
初心者は短いほうが取り回しよく使いやすいと思う。
浅瀬なら長さも必要ない。

150cmにして、浅瀬でも丁度よいサイズに

矢先

浅瀬の岩場で使用しますし、初心者なので先が直ぐにボロボロになる。
そんなに大きな魚を狙うわけではないので、ひん曲がっていても刺さるが、変えの針先を持っていくといいと思う。
持って帰ってからは、金属ヤスリやグラインダーで研ぐとまた使える。

直ぐにくるくるになるし、よく錆びる

グローブ

潜る上でグローブは必須
岩に掴まったりもするし、ウニや海藻など危険がいっぱい。
1年目はそれで血だらけになった事も…。
専用少し良いグローブを買ったりもしたが、すぐにボロボロになってしまった。
どうせすぐに駄目になるので、ホームセンターで頑丈そうなのを買うと安く済みそうだ。

選ぶポイント
・表面が滑り止め加工(ゴム等)になっているもの
・全体がゴムでは無いこと
・表面が頑丈な事

表面に滑り止めが無いと十分に引くことが出来ない。
スピア側にテニスのグリップを巻いても代用可能。

厚い方が安心だと、あまりゴワゴワのモノを買うと操作がしにくいし、薄いものでは意味がないので注意して選ぼう。

僕がとれたやり方

このくらい浅い場所でOK

立つと足が届くような浅い場所でも十分に魚は潜んでいる。
海藻が多い場所にも居るが、見つけにくいしスピアが引っかかってしまうので、あまり多くない場所の岩の隙間などを重点的に観察してみる。

その時のポイントゆ~っくり泳ぐこと。

すぐに泳いで逃げる魚も居るが、今回はそいつらは相手にしない。
岩の陰でジーッとしている魚を狙うのだ。

注意深く観察すると岩に上手に化け、張り付いている魚を見つけることが出来るだろう。

岩の隙間に潜むカサゴ

こいつらは驚くほど逃げない

おにおに
スピアを目の前15センチ位まで近づけても逃げない。
息継ぎをしてから…ゆっくり目の前でスピアを引いても大丈夫なのだ。


しっかりと狙いを定め…

バシッ!

そこに来て初めてカサゴは勢いよく逃げる。

スピアはカッいう音と共に岩に弾かれる。

残念ハズレだ。

いろいろな生物を見つける。潜ってて飽きない。

まぁ・・・チャンスは何度もあるさ。

捜索を続けると、近くにまた同じシチュエーションのカサゴを見つけた。

今度こそ…落ち着いて…しっかり狙いを定めて…。

ビシッ!

初めての獲物はカサゴ

こんな感じで何度もチャンレンジしている内に獲ることが出来た。
狩猟でもそうだが、初めての獲物は特別な感じがする。

針から魚を外すのにかなり苦労した。
返し+僕が岩にぶつけたせいでダブル返しになっちゃったからだ。
調べると無理やり引き抜くしか無いそうだ。
カサゴは特にトゲだらけなので、魚バサミを持っていくといいと思う。
僕は無かったので岩を使ったがかなり苦労した。

トゲトゲが刺さるととても痛い。
グローブをつけていても簡単に貫通してくる。
獲った後はナイフで〆ておこう。

+αもう一つのやり方

突く感覚に慣れてきたら今度はやり方を変えてみよう。
岩に張り付いているカサゴではなく、岩の下に隠れている魚を狙う。
今回僕が成功したのは「グレ」「あかみず」だ。

こいつらは根魚ではないので、すぐに逃げてしまう。
カサゴと比べると難易度が少し高くなる。

キヌバリ?隙間にいることが多い

流石にキヌバリは突かないが、こんな感じで魚は岩の間や岩の下にいるとが多い。
さっきと同じ方法で探しながら、ゆ~っくり泳いで岩の下にいるのを見つけたらチャンスだ。

今度は、潜って狙いを定めて…なんてやってると逃げてしまう。

おにおに
潜る前にスピアを引いておいて、潜りながら見えた瞬間に撃つ!

2つの動作を同時にやるし、動きながら撃つことになるので狙いを定めるのが難しいが、何度かやってると出来るはずだ。

この方法が上手になれば、岩の下の魚だけでなく他でも使えそうだ。

20数cmのグレとあかみず

ちなみにグレは一般的にはメジナ
あかみずキジハタアコウと呼ばれている魚だ。

あかみずは高級魚らしい。こんなのもいるんだ。

水の中ではかなり大きく見えた魚でも、上げてみると案外小さく見える。
かなりの大きさに興奮して何度外したか…場数を踏んで落ち着いていこう。

かわいい。

カサゴを食べてみよう

突いたカサゴ

美味しいという話は聞くが、食べるのは初めてかもしれない。

色々話を聞くと唐揚げが手軽そうなのでやってみることにした。

手順は簡単。

内蔵とって、から揚げ粉まぶして、油にドーン!

カサゴの唐揚げ。揚げすぎたかな?

トゲトゲは揚げると、パリパリとお菓子感覚で頂けるらしいので、そのまま揚げた。

から揚げ粉に味がついているのでそのまま食べてみた。

白くて綺麗な身

めっちゃうまい(・∀・)!!

サクサクのなんとも香ばしい衣。
アドバイス通り2度揚げしたので骨までサクサクっと頂ける。
変な臭みなど全く無く、それでいて身はしっかりプリプリして程よい脂がのっている 。

みんなが絶賛するのも分かる旨さ。
これがまた自分で獲ってきたってのも格別なスパイスだ。
ビールをキューッと頂きたい。

他にも、煮付けや天ぷら、刺し身でも美味いらしい。
また獲りたくなった。

まとめ

いかがだっただろうか?

スピアフィッシングというとすごく敷居が高く、難しそう…危険だというイメージがあったが、足が届くような浅瀬でも十分に楽しめることが分かった。

しかも美味しい魚も沢山いるじゃないか。

これから始めてみようと思う人や、家族連れで海に行く人なんかでも案外気軽にできる。

海でバーベキューを楽しんで、そこで突いた魚を食べる。

おにおに
最高に楽しい週末の出来上がりだ!

あなたも気軽に始めることが出来る趣味「スピアフィッシング」チャレンジしてみてはいかがだろう(・∀・)


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