こんにちは。
ようやく梅雨も明けましたね。
どうもへっぽこサラリーマンのおにおにです。
超絶インドア派だった僕が、山賊ダイアリーをキッカケにして狩猟に出会い、外での遊びを楽むようになりました。
そんな僕は去年からやりたいことがありました。
スピアフィッシングそれは海での狩猟
山賊ダイアリーも狩猟編が終わり、スピアフィッシング編となってますね。
去年はシュノーケルセットを買って潜る練習をしながら魚がいそうな場所を探していました。
今年は魚をGETしたい!って事で行ってきました。
海での決まり
山での狩猟ほど厳しくはありませんが、海での遊びも色々と決まりがあります。
各都道府県別で使用しても良い漁具・漁法が決まっていますので、ご自身でやろうと思っている場所の決まりをご確認ください。
参考:都道府県漁業調整規則で定められている遊漁で使用できる漁具・漁法(海面のみ)
※PDF注意
これで確認をすると鳥取県ではやす漁がOKとなっています。
このやすともりの関係は、手から完全に離れるものは駄目とか…色々と見解があるようです。
不安な方は各都道府県の水産担当部局に聞いてみましょう!
新たに買ったもの
スピア
「最初は何でも良いので買ってやってみるといいよ」とアドバイスを頂きましたので、比較的安価なこちらで挑んでみます。
竹は沈まないので手から離れたときに無くしにくいという利点がありますが、軽いので飛距離が出ないので難しいそうです。
ラッシュガード
去年潜ったときに岩場で腕や足を切ったり、クラゲに刺されたりしました。
さらに日焼けで背中がボロボロになりました。
身体の保護にラッシュガードは必須アイテムですね。
今年は怪我したくないので、上下共に長いもので潜ります。
届いたスピア
袋に入った状態で届きました。
3つに分解収納されていました。
先は保護のためプラスチックケースがくっついています。
これを不要にスッポ抜くと針が広がって手を切りますので注意。
僕は切りました(´・ω・`)
ゴムの部分が結束バンドで止めてあります。
この辺が安さかな?
レビューによると、この部分が壊れやすいそうです。
くるくると回し、3本をくっつけます。
グラスファイバー製らしく結構軽いです。
全長が205cmありますが、真ん中の部分を使用しないことで150cmとしても使うことが出来ます。
この手の商品には珍しいハンターオレンジ♪テンションが上りますね。
さあ潜るぞ!!!
梅雨が上がり、カラッと乾いた心地いい風邪が吹いています。
さざなみを聞きながら昼食をゆっくり食べ、お茶を飲みながらぼーっと。
贅沢な時間を過ごします。
「さあ行くか」
ゆっくりと動き始めます。
僕はまだまだ初心者。遠くまで行くのは怖いし、装備も不十分なので写真で赤字で書いている場所を目標に泳いでいく事にします。
最初は少し冷たかったですが、海は暖かくとても気持ちが良いです。
海はとても澄んでいて、下を見ていると色々な小さい魚が沢山泳いでいます。
ポカポカ気持ちいい。空を飛んでいるみたいです。
スピアを持っての泳ぎは想像以上に違和感がありました。
あんなに細い棒なのに結構水の抵抗を受けるんですよね。泳ぐ姿勢も試行錯誤しながら。
そんな事をしながら泳いでいると魚が目の前をスッっと横切ります。
「よし。突いてみるか。」
なんとなく突き方は分かっているつもりでした。
右手でゴムと一緒に棒を握ってテンションを掛けて魚めがけて離す。
これだけの事なのにめっちゃ難しい!!
優雅な感じでスタートした実践編ですが、やっぱり僕はへっぽこ。
水中を飛んでいく段階で想定している飛んでいくだろう場所がかなりズレる。
テンションをしっかりかけようとゴムを引っ張りながら棒を保持するですが、手袋が滑ってジワジワと緩んできちゃう。
さらに!
素潜りだと手が伸ばせそうな距離まで近づくことが出来たのに、スピアを持っていると何故か射程距離の少し先くらいで逃げちゃう。
道具の射程範囲が分かっているとしか思えない魚の挙動にビックリ。
何度か魚は見るんですが、少しでもそっちの方へ手をのばすとすぐに逃げちゃいます。
岩の影に隠れたり、すごいスピードで沖に向かっていったり。
簡単に獲れると思っていた過去の僕をぶん殴りたいです。
この日は2~3時間位休憩しながら潜って終了。
水から上がる時身体が重くてビックリ。足がガクガク(´・ω・`)
成果は一応あって・・・手のひらサイズのグレが1匹でした(T_T)
他の地方ではメジナっていうんですね。
初めてのスピアフィッシング
楽しかったですが、色々な課題が見つかりました。
グレはどうやって獲ったのか?シチュエーションを説明すると、、、
大群でいるグレに対して近づいたら、岩陰にまとめて隠れたので、そこに向かって「どれかに当たれー!」って適当に撃ったのが当たったのでした(´・ω・`)
その当たった時魚が暴れるんですが、その振動がダイレクトに伝わってくる。
刺した血が当たりに舞うし、結構な衝撃を受けました。
小さい魚だったので、少し申し訳ない気持ちになりました。
狩猟は銃で仕留めるのであんな振動を感じません。
山の猟と海の猟全然違う。これも良い経験となりました。
その時にもなんですが、岩に向かって撃っちゃ駄目だってのに… 獲物がいると撃っちゃう。
スピアの先が簡単にぐにゃりと曲がっちゃいました。
理想は砂地に向かって撃つか水に向かって撃つのがいいですね。
唯一上手にできたかな?というシチュエーションがあります。
なかなか撃たせてくれない魚たちに僕は落ち込んでいました。
息も続かないし、経験がない僕には限界があります。
そうだ。山の猟と同じ様に考えたらどうだろう?
「大きな岩に隠れて近づき、パッと顔を出した瞬間に撃つ」
作戦は意外なことに大成功でした。
僕が頭を出した瞬間魚は「ビクッ」と一瞬固まりました。
魚との距離もビックリするぐらい近くて触れそうでした。
これなら思うように飛ばない僕でも当たる距離です。
そうか、闇雲に近づくだけじゃ駄目なんだ。いいことに気づきました。
それなのになんで獲れてないかって?
それはフグだったから(T_T)
作戦は良かったと思うんですが、流石に何でも食べるスタイルの僕でもフグは食わない。
色々ありましたが、泳ぐのはとても楽しく気持ちが良かったです!
それに海が綺麗でいろいろな生物を見つけたり出来て感動します。
何度もチャレンジして今度こそ獲っちゃる!
スピアフィッシング…また良い趣味を見つけてしまった!
おにおに君のリベンジにご期待ください(・∀・)
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