僕がクマが怖くなるキッカケの漫画
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こんにちは。
ヒグマっていますよね。
日本では北海道にのみ生息しています。
僕はヒグマを見たことはありません。動物園でも見たことがないんです。
以前の僕はアニメやTVなどでかわいいマスコットの様に紹介されていたので、クマは可愛いものでした。
しかし、ある年齢からものすごい怖い存在になったんです。
その日、大学生だった僕は漫画喫茶に行きました。
徹マン明けで眠気眼を擦りながら帰りのバスまでの時間つぶしのつもりでした。
・恐怖のキッカケの作品
そこで適当に手にした漫画が「シャトゥーン~ヒグマの森~」でした。
舞台は日本最北の樹海が広がる北海道大学の天塩研究林。
そこに勤める鳥類学者の元で年末年始を過ごそうと、彼の親族や学者仲間達が集まっていた。そこへ、ヒグマに襲われた密猟者が逃げ込んで来るが、車は横転してしまい動かず、電話も通じない。小屋に集った人々は完全に孤立してしまう中、体重350kgを超す巨大なヒグマが迫る。小屋は破壊され、1人、また1人と目の前で仲間たちがヒグマに食われていく。残った者たちは必死に脱出を試みるが、猛吹雪に見舞われ、マイナス40度の中で執拗に追ってくるヒグマと戦い続ける。 wikipediaより
全3巻で完結した2008年~2009年で連載されたビジネスジャンプの作品です。
シャトゥーンとは穴持たずと言う意味で、冬眠に失敗して雪山を徘徊する凶暴なクマの事です。
アニマルパニック系の漫画でグロテスクなシーンがとても多いです。苦手な方は注意。
よくある作品では襲われて暗転し、次の日死体で見つかるとか、ハイキングしていた夫婦が偶然遺体の一部を見つけたりと言うのが定番ですが、この作品は食べられるシーンが書かれています。
それが結構キツイ…。しかも心理描写も書いてあるせいでメッチャ怖い。
サスペンスの要素もあるのですが、完全にオマケ。
ヒグマに襲われてそれに抗う人間って構図です。
しかし、その襲われる人たちの絶望感や恐怖の書き方がとても上手いんです。
どんどん作品に引き込まれていきます。今この場所にクマが現れたら…なんて、想像してしどんどん怖くなってきます。
このせいでバスに乗り遅れてしまった…。
・元となった事件
この話の元となっている話は実際にあった「三毛別羆事件」です。←wikipediaへ
僕はこの漫画を読んでからwikipediaを読んだのですがPCの前で震えた記憶があります。
過去の記事でヒグマに弓矢で勝てるのか?って記事を書きましたのでそちらでも触れましたね。
国内では1番有名な事件だと思います。
海外では実際に弓矢でクマを狩っている人も居るらしいのですが僕は勘弁ですね(・_・;)
あと最近では本州でもクマの個体数が多くなり、狩猟対象になっている地域もあります。
本州ではヒグマではありませんが、クマは怖いですよね。
鳥取県で狩猟対象になっても、とても手を出そうとは思いません。
・無料掲載
そんな僕にトラウマを植え付けたシャトゥーンですが、LINE漫画で先週から無料掲載しています。
スマホやPCから無料で読むことが出来ます。
毎週月曜日に1話ずつ公開されていきます。
残暑が厳しい時期です。
この作品を読んで涼しくなってみてはいかがでしょうか?
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三毛別の事件は吉村昭の小説「羆嵐」で知りました。
小説なので脚色知っている部分もあるでしょうが、吉村昭氏の取材に基づくリアルな描写は、ただただ「恐ろしい」という言葉に尽きます。ハンターとして熊を撃つ機会はないかもしれませんが、オススメの一冊ですね。
amazonリンク→http://amzn.to/2wLEMhe
sawaraさんコメントありがとうございます!
僕は普段小説などは読まない人間なのですが、熊嵐…気になりますね!
活字の世界なのにそれほど恐ろしくなるのは不思議な力がありますよね。
うーん。怖そうだけど買ってみようかな(・_・;)うーむ。