3年毎の所持許可更新への道
今回は経験者講習へ行ってきました。
・・・
にほんブログ村
こんちは。
前回、散弾銃・空気銃の更新で技能講習を受け無事合格しました。
今回は座学。経験者講習に行ってきました。
・更新時に必要な書類
・猟銃等所持許可更新申請書
以上が更新時に必要な書類となります。
沢山の書類があって大変ですが、春の銃検査や新規習得時に提出した書類と被る部分も多くありますので、その時のコピーなどを参考に書き込みましょう。
この中の書類で用意に時間がかかるのは赤で書いた書類です。
今回は赤字の部分です。
講習の日程が警察のHPで発表されていますのでそれを見て申し込みます。
原則20日前からの申請で、7日前までには申込みが縁用です。(鳥取県の場合)
ハンターが多い地域だと定員に達してしまい、受講できないケースがあるようですので早めの申請をオススメいたします。
・経験者講習の評判?
なにか勉強や準備が必要なのかと思い、経験者講習について先輩に尋ねると「座って話を聞いているだけで大丈夫だよ」とか「寝ないようにね」とか「当たり前の事を言われるだけだよ」とか…聞きます。
講習の時間も初心者の時の試験とは異なり、13:30~16:30までと半日で終わり。
持っていくものは下記の3つのみ。
・通知書(申請時に警察より発行)
・印鑑
・筆記用具
評判聞くと、なんだか簡単そうです。大丈夫そうか…(・∀・)?
・経験者講習って何をするの?
会場につくとまずは受付をします。
担当者に通知書を渡します。その際に画像のテキストを貰えますのでそれを持って着席。
この日は15人程度だったでしょうか?
①DVD視聴
いつものタイムゼロかな~と思ってましたが、違いました。
タイムゼロは環境省だからかな?
30分位DVDを見ました。自分では絶対やらないであろう事故もありましたが、気をつけなければと思う事もありました。再度、安全第一の認識を新たにします。
②座学
上の画像のテキストに沿って担当者が説明します。
テキストはノートくらいの厚さがあり、全部大切なのですがその中でも大切な箇所を掻い摘んで説明。
この時実際にあった事などを交え説明されました。
色々な具体例があったのですが、書ききらないので所持許可の取り消しになったパターンをご紹介。
・酔って相手を殴った(覚えていない)
・家庭内、ご近所トラブル
・車で人身事故(相手は骨折)
上記の場合、欠格事由に該当し取り消しになった例が多々ありますので注意しましょう。
上の2つは大丈夫だと思いますが、下の過失による人身事故でも刑事罰になり、欠格事由に該当するので車の運転や普段の生活も、より一層気をつけたいですね。
③座学2
休憩を挟んだ後、新しい講師がテキストを元に猟場での大切なことを話されました。
地元の猟友会の方かな?
主に実弾を装填するタイミングや銃の取り扱いについての時間が多かったです。
雪山でかっぱを着て狩猟中に滑って転んだ際、かっぱのせいですごいスピードで滑落しかけた話など、豊富な経験を元に「こんな危ないことがあった」の話は勉強になりました。
最後に「クレー射撃に行くように」と言われました。
「クレー射撃が必要ない、獲物には当たると行って行かない人や1年に2回位しかやらない人が居る。そういう人が危ない。」
「クレー射撃をしていると獲物を見ても焦らず、回りをみてゆっくり狙う余裕ができる。」
「銃の取り扱いに慣れ、自分の銃の事をよく知っておかなければならない」
全くその通りだなと思いました。
技能講習免除が令和3年まで延長になりました。
免除だから撃たなくて良いと言う訳ではなりません。射撃に行きましょう!
④確認試験
この経験者講習…確認試験がありました!
ちゃんと聞いてたけど…間違えたらどうしよう…もう1回やり直しか・・・?
ご安心あれ!
なんとこの確認試験「0点でも合格」なんです。
そう、あくまで確認するだけの試験。
自分が勘違いしていた箇所を確認するだけの試験なのです。
毎年問題は変わるようですが、今回は初心者講習の試験問題を10問◯✕でした。
内容も簡単で、すぐに終わりました。
みんなが座って聞いてるだけって言ったのはそういう事か~。
⑤警察庁通達
最後に通達文の説明がありました。
・有害鳥獣駆除や被害対策実施隊員の技能講習免除
が延長
現在も上記の2つの方は技能講習が免除されています。
この免除が可能な期間が延長されました。
特定鳥獣被害対策実施隊員の場合→当分の間
特定従事者(駆除員)→令和3年12月3日まで
・狩猟等のため車両で移動する際における猟銃等の携帯、運搬及び保管に係る留意事項について
警察庁から、運搬の件に関しての通達文の説明がありました。
これは以前、猟友会政治連盟の成果という文で僕のブログでもすこし取り上げた所になるかも。
https://www.npa.go.jp/laws/notification/seian/hoan/hoan20190326-56.pdf
詳しくは「けもの道はイバラ道」さんのページに解説がありますので一読することをオススメいたします。※名前クリックでHP先へ移動
今回の講習会でもその事がザックリと触れられました。簡単に言うと
「やむを得ない事情の場合、銃を隠し&施錠で車から離れても直ちに違反にならない」
具体的には、急な腹痛などでコンビニやスーパーのトイレを使う。
コンビニなどで食事を購入するなど…が該当するようです。
ただし、この時に銃を盗まれたりすると適正な保管とは言えず、保管義務違反となり所持者の責任が問われる可能性があるとの事。
一応通達は出ましたが、銃は自分で管理するのが当然ですので過信は禁物です。
この文章でも◯◯は良いとか◯◯は駄目とかは書いてありません。含みを持たせるためにも曖昧な表現になるのは仕方ないと思います。拡大解釈をせずに個人で気をつけましょう。
⑥おわり
最後に講習修了証明書を受け取って終わりです。
その際に印鑑が必要になります。忘れた方はサインでもOKのようでした。
・経験者講習の様子でした
以上が経験者講習の様子でした。
先輩達が言われるように、座って話を聞いているだけの講習でしたが、銃を持つということを再認識する良い機会でもありました。
これで時間がかかる書類は揃いました。
後はサクッと各書類を揃え、誕生日の2ヶ月前から1ヶ月前までに申請するだけですね。
もう少しで更新作業が終えられる(・∀・)
はじめての更新で不安ですが、頑張っていこうと思います。
↓ランキング参加中。よろしければクリックお願いいたします。
クレー射撃…やっべ去年の技能講習からやってねーやwwww
日本猟用資材工業会の初心者研修会でも行って来ようかな(´・ω・`)あれ安いし、スキートの復習にはもってこいなのよね
白衣のハンターさんコメントありがとうございます!
日本猟用資材工業会なんてあるんですね!
田舎すぎて知らんかった…(´・ω・`)安いなら最高じゃないですかw
スキートも楽しい!撃ったって下さい笑
おにおにさん、ご無沙汰です。
経験者講習の受講お疲れ様でした。
県によって若干内容の差があるようですね。
僕は去年の夏が更新だったんですが、
わが県では、お話を聴くだけで終わりでした。
実は「確認試験」のことを事前に他県例で耳にしてたので
事前に再勉強してたんですが。
でも、初心者講習以来の再確認も出来て良かったと思ってます。
また、一斉銃検査も先日終えました。
会場での印象ですが、かなり年配の方の銃の扱いが恐かったです。
さて、次の猟期に向けて、安全第一で、お互いしっかり練習に励みましょう!
けろよんさんお疲れ様です!
なんと!確認試験もないのですね。
だから僕の県でもやるけど正誤は問わないって事だったのか~。
怖い方居られますね。
今年も一斉検査で実包が入っていてスラッグが放たれた事故がありましたね。
それをされるとコチラは防ぎようがないですが、自分はそんな事を起こさないようにお互い気をつけましょうね(´・ω・`)
はい!猟期まだまだだと思っても、案外すぐ来ますよねw
お互い励みましょう\(^o^)/