【散弾銃猟記】僕がシカ2頭目・３頭目を獲ったシチュエーションと考察。

こんにちは。
へっぽこサラリーマンのおにおにです。

前回、狩猟を始めて３年にしてようやく念願のシカをGET出来たのです。
というのも僕の住んでいる地域には本当にシカが少なくて、ベテランの猟師でも１年に１回か２回位しか捕獲していません。
猟期にイノシシを30頭以上捕獲する猟師もシカは本当に会わないと言います。

じゃあ遠征や！

って事で時間が空いたら鹿撃ちの旅に出かけていました。

今回僕が、経験したシチュエーションを参考にこれから始める人やすでにやっている人が「そんな事もあるんだ～」「いやいや、当たり前でしょ」なんて思ってくれたら嬉しいです。

猟方は「流し猟」になります。

【流し猟】サラリーマン、はじめてシカを狩る！【前編】

2019年9月24日

僕がはじめてシカを撃ち、落ち込み、さらに狩猟が好きになった話。

2019年10月2日

2頭目のシカ

引き返した時に遭遇

前回は、相棒が出猟できないという事で一人で獲ったのです。その事を報告するとめっちゃ悔しがって「私が居ない時にずるい！！」と言われちゃいました。
今回は二人での出猟です。今回も獲れるように頑張ろう！

この日は出会いはあるのですが、なかなか発砲まではいけませんでした。
車から降りた瞬間に逃げられたり、バックストップが確認できなかったり、走っていくお尻だけが見えたり…もどかしい時間が続きます。

あらかた決められたルートを通り過ましたが、が！駄目。
このルートは最終地点が行き止まりで後は引き返すしかありません。

「今日は駄目かな」
「1回車が通ると逃げちゃってなかなか出会えないだろう」

なんて話ながら帰り道、ぼーっと助手席から谷を見ていました。

Σ(ﾟДﾟ)「いた！」

完全に油断していた二人、車は急には止まれません。ある程度走り車が止まりますが、シカが居た位置からは5ｍ位離れてしまいました。
急いで車を降り準備します。

（頼む。同じ場所に居てくれ…！）そぉ・・・

崖を少し下り、ヤブの隙間から覗くと・・・まったく同じ場所にいました。
少し距離は離れていますがチャンスです。僕はゆっくりとシカの方に照準を合わせ引き金を引きました。

バン！！

シカはビクッとしてその場に倒れ込みます。しかし、すぐに立ち上がり走り出そうとしました。

さらに2発目…バン！！

シカは大きく体勢を崩し、激しく倒れました。倒れたので坂を下っていると、シカはモガモガと体制を立て直し動き出しそうになります。

急いでその場で更に撃ちます…バン！！

ドサッ。ようやく大人しくなりました。

考察1

車がすぐに停車しなかったのが、結果として良かったかもしれません。
その場でドアを開けてゴソゴソしてたら多分走られていたでしょう。
シカから見えない位置で降りてそっと近づく行動は、カモ撃ちに似ています。

1度通り過ぎてから油断させて近づく作戦は、狙ったわけではありませんでしたが、上手くいきました。

1度通った場所にはもう出てこないという事もないですね。
車が通り過ぎて安心するのか？たまたまそのタイミングで出会うのか？
帰り道で出会うことも何度もありました。油断しないことです。

上記の画像はシカが倒れている場所から上を向いて撮影した画像になります。距離は50ｍほどの撃ち下ろしでした。画像だと伝わりにくいのですが、結構な坂です。
正直、後から考えると今回のケースは良く仕留めることが出来たなと思います。僕の腕はもちろんお察しですが、オープンサイトの散弾銃でそこまでの精度は期待できません。50ｍというのは結構な距離です。
外したり…半矢をつくったり…無駄に苦しめたり…無駄に弾を消費したりしてしまっている現状があります。

半矢を2回位していますし、距離的に自信がなくて撃たなかったパターンが複数回存在します。

これで良いとは思っていません。対策を考えます。

湯原国際クレー射撃場「スラッグ射撃練習大会」へ参加してきました

2019年9月18日

3頭目

こいつは普通に山の中腹に突っ立ってました。
周りは枯れた草がやや生えていて隠れてるつもりなのでしょうか？
車から降りるも動く様子は全く無く、全身＆バックストップがかなり時間をかけて確認できました。

こっちがゴソゴソと準備をしているのに、全く動く気配がありません。

バン！

距離は20ｍ程度、すぐに倒れました。

考察2

ほとんどのシカは車が通ると逃げたり、少し離れて様子を伺ったりしていますが、個体によってはその場でジーッとしてやり過ごそうとするみたいです。

今回のケースはこちらからは丸見えでしたが、枯れた枝などがある程度あったので隠れているつもりだったのかな？
木化けってやつ？化けれてませんでしたが本人はそのつもりだったのかな？

撃てませんでしたが、熊笹や茂った場所の隠れてこっちを伺っているケースも数回遭遇しました。

気持ちよく仕留めることができた1頭でした。

個体が若すぎてまだツノが生えきっておらず、毛だらけ。
最初耳が４つあるかと思って焦ったのは内緒ですｗ

まとめ

足を伸ばして猟場を変えてからは、面白いようにシカに会うようになりました。
その場で解体することもあり、上記の様なハンガーが欲しくなってきました。

今までは巻狩でイノシシやカモなどを撃っていたのでスコープは全く必要なく、興味もなかったのですが、鹿撃ちとなると今回のケースのように遠くでじーっとしているパターンが数多く存在していることがわかりました。
2倍～4倍程度の光学サイトが欲しい所です。

しかし、今のA400はキリカギがありません。巻狩も鳥撃ちもA400でやりたいのでスコープをつける気はありません。乗せたり外したりするとそのたびにゼロインが必要になりますしね～。

ってなると鹿専用にボルト式の散弾銃ですかね！？

うーん沼！

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