うさぎ島(大久野島)は特別な空間。現役ハンターが癒やされながらも色々感じた話し。

こんにちは。

おにおに
へっぽこサラリーマンのおにおにです。

僕は普段猟師として、狩猟に励んでいますが動物は大好き。

今回はうさぎ島で有名な大久野島に行ってきました!

いや~ニートはフットワークが軽くていいですね。
ははっ・・・(

うさぎ島

住所:広島県竹原市忠海町大久野島
アクセス:忠海港からフェリーで15分
HP:玄関口忠海港
HP:大久野島

島内には約700匹~のうさぎが生息しており、うさぎの楽園とも呼べる島。
なんでも当時の小学生が逃した8匹のうさぎが逃された後こうなったとか(諸説あり)

うさぎが好きで癒やされたい人には凄くオススメの場所だと思う。
突然会社がなくなって傷心の僕にピッタリの場所である。

ぶっちゃけ僕の記事を見るより上記のHPを確認したほうが、魅力がわかる(´・ω・`)
雑魚ブロガーの僕との力量差はしゃーない。リンクから飛んで見てほしい。

フェリーで向かう

忠海には周辺に無料の駐車場が沢山あるのでそこ車を停める。

車で島に行くことも出来るが、島内は車の走行が禁止されているのでフェリーから降りたら目の前の駐車スペースに停める必要がある。
特別な事情(宿泊・荷物が多い等)ない場合は忠海港に停めるのが良いだろう。

餌を忘れずに購入

島内には餌の販売はしていないので、忠海港にあるショップで買ってから行こう。大人の手よりも大きいサイズの袋にぎっちり入ってこれで200円だったかな?
袋は持ち帰るとポストカードを貰える。
ゴミのポイ捨てを無くす良いアイディアだと思う。

持ち込みも自由なので、自分で野菜などを持ち込んでもOK。
付近のスーパーでカット野菜やにんじん等を買ってもいいと思う。

ただし、ネギ系やパン等うさぎにとって食べたら体に悪いものは持ち込まないようにしよう。

注意事項

当然のことだが、うさぎを捨てたり持って帰るのは禁止。
書いてあるってことはそんな事をする人がいるのか…とビックリ。

うさぎを抱きかかえたり、追いかけたりするのもマナー違反。
それが原因で怪我をしたりすると野生では生きていけなくなります。

鳥獣保護区。

ハンターとしての性質はここでは捨てましょう
よだれが出ないように気をつけねば…。

速攻でお出迎え

フェリーを降りるとすぐに、沢山のうさぎが居ました。ぱっと見ただけで40匹はいそうです。

降りてくる一人ひとりに「ようこそ!うさぎ島へ!」と言っているよう。
走って出迎えに来てくれます。

めっちゃかわいい❤

手から直接餌を上げるのは怪我の可能性があるので推奨されていないようですが、慣れているのか上手に手を噛まないように食べてくれました。

この歓迎の儀式、日によって差があるようで観光シーズンなどはお腹がいっぱいらしく塩対応だそうです。笑

ハーレムを味わいたいならオフシーズンが狙い目かもしれません。

施設

Wikipediaより

島内にはホテルと売店があります。
ホテルでの昼食は宿泊客以外でも可能。

キャンプ施設・日帰り温泉・レンタルサイクル・海水浴場・プールもあります。

僕はうさぎと遊びながら島内を一周するのに2時間位かかりました。
のんびりお散歩でとても楽しかったのですが、レンタルサイクル(電動自転車)で回るのも良いと思います。

今回はホテルは利用しませんでしたが、食事もとても美味しそうでした。

キャンプ場以外の地面はボコボコ

キャンプ場はうさぎが入ってこないように柵を周りで囲まれたスペースが確保されていました。
まぁそれでも何羽か入っていたんですけどね。

こういう地面の凸凹の光景を見ると農作物被害→ハンターという頭の構造になっちゃいます。捨ててきたはずなのに笑

うさぎ島もう一つの顔

大久野島は第一次世界大戦中。化学兵器を製造する軍事施設でした。
そのため地図から消されたという歴史を持ちます。

終戦後、毒ガスの処理で火炎放射器を使い壁を焼いたそうで、壁には今でも黒い跡が残っています。製造していたのはびらん性ガス「イペリット」猛毒で皮膚がただれる恐ろしい毒ガスです。

歴史を勉強しつつ近くにはうさぎ。不思議な空間です。

砲台の跡や発電所跡なども残っています。
当時を思い感傷的な気分に…

でも近くにはうさぎ

少し残念だったのが、道の土砂崩れ等で行けない場所が何箇所かありました。
整備されたらまた行ってみたいな。

ハンターとしてのうさぎ島

今回のベストショット。青天うさぎ。

うさぎ島はとても魅力あふれる良い場所でした。

僕は1度だけうさぎを野生で見たことがあります。
その時はイノシシの巻狩り中だったので、発砲はしませんでしたが一瞬だけこちらを向いて静止した後ものすごいスピートで走っていきました。まるで鳥が飛ぶようなスピードだったのを覚えています。

この島のうさぎは完全に野生がなくなってました。
もちろんそれが魅力であり、うさぎとの交流を楽しむ場所なんですが…心配なのが「自分で生きる力が無くなっている」と感じた点です。

食事も完全に観光客依存です。自分で食事を確保している個体が何羽いるのでしょう?
ハーレムになる狙い目のシーズンは閑散期…とも書きました。
しかし、その間は満足に食事が出来ていない事を意味するのではないか?と考えてしまいます。
島内の餌の販売が無いのも不思議です。その辺りを問題視しているからでは無いのでしょうか。

この島の話でありませんが、野生の動物に餌をやるのは絶対禁止です。
可愛いからと与えた餌は残酷な結果をもたらします。人からもらうことを覚えた動物は狩りをしなくなり、結果死んでしまいます。

何が言いたいかと言うと、今後とも観光客がいっぱい来て「この島のうさぎと人が上手に付き合えたら良いね」って事。

この島は別世界。特別な空間・竜宮城?なんだって感じました。

まとめ

よく噛んで食べるのだ

ちょっと湿っぽい話もしちゃいましたが、うさぎ島とても良いところでした。

毒ガス施設跡という真面目に学び、沈んだ気持ちになる場所。しかし、横を見ると可愛いうさぎ。
その無邪気な可愛さに凄く癒やされました。

陰と陽が混ざり合ってとても不思議な空間でした。

海も透明ですごく綺麗。
今度行くときははホテルに宿泊か、キャンプをして釣りや海水浴をしながらゆっくりとした時間を過ごしてみたいと思います。

おにおに
ハンターとして手ぶらでは帰れないので、ウサギをGETしました笑

読んでくれてありがとう!
最高の不思議空間「うさぎ島」1度は行ってみてね~(・∀・)

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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンでも狩猟はできる! 2016年より第1種狩猟免許と罠免許を習得と同時にブログ開設。 空気銃のレインストームと散弾銃のBeretta A400で狩猟を楽しむ。 他の趣味は麻雀/ハースストーン/クラロワ/美味しいもの/酒