こんにちは。
へっぽこサラリーマンのおにおにです。
前回、散弾銃に光学照準器(スコープ、ドットサイト、ホロサイト等)を乗る6つの方法。という記事を書きました。
今回は「乗せ方は分かった。じゃあ何を乗せるのか?」って回です。
どの種類の光学照準器を選ぶのか?
銃の上に乗せる光学照準器はその用途に合わせて選ぶ必要があります。
僕の場合の鹿撃ちのシチュエーションは、撃っても50m程度。100mや150m先の獲物にはほぼ撃たない。鹿だけでなく、巻狩りでの仕様も考えているので至近距離も撃つ。
そう考えると、上記のようなスコープよりはドットサイトが良さそうに思えます。
ドットサイトの利点として覗き込まなくても良いので、素早い動作が可能である事。更に、動いているものにも対応出来るなど、僕の猟のスタイルを考えるとベストな選択だと感じました。
遠距離を狙う人はスコープなどをチョイスしましょう。
初心者ならオススメ倍率は上の商品の様に1-4倍位の商品。
「せっかく買うなら、高倍率がいいんじゃ…」とよく考えずに買うと不自由ですので注意です。

Amazon等で検索するとスコープやドットサイトは多くヒットします。
「検索して実銃対応って書いてある商品を買えばいいんでしょ?」と思ってましたがちょっと待った。
実銃対応ってスラッグ対応とは書いてませんよ?
しかも日本語が良くわからないような商品説明や商品名での単語の乱立…。
1回で壊れればまだ良い方で、撃つたびに気づかないレベルでズレてたりすると・・・それに気づくために何発撃つのでしょう?
スラッグ1発300円位するんですよ!射撃場の場代もかかります。
もちろん交通費もかかるし、1日無駄に過ごすことになります。
アタリ個体もあるようですが、ある程度しっかりした評価があるのもを買うべきかなと思います。
HOLOSUNなら安心
色々なメーカーがあるのですが、僕は「HOLOSUN」を選びました。
少し前まで現在の価格の2倍近い値段で販売されており、保証もありませんでしたが日本総代理店の「つぼみアームズ」さんが入ることで低価格&保証が叶いました。
・先輩ハンターもスラッグで使っている実績
・A400に乗せた時の見た目
・値段以上の品質(クリアさ・剛性等)
・生涯保証
HOLOSUNについて今更僕が説明する事は無いでしょうが。
そのコスパの良さはなんと言っても折り紙付き。かなりクリアなレンズで違和感なく構えることが出来ます。しかも生涯保証!安心して使うことが出来ます。
数あるドットサイト種類「T1タイプ・T2タイプ・マイクロタイプ・オープンタイプ・マニアック」から僕はT1タイプを選択しました。
本当は上記のようなマイクロやオープンタイプで探していました。
そちらのほうが周りの景色も見やすいし、素早い射撃が可能になると考えたからです。なにより見た目が好きでした。
しかし、オープンタイプの性質上ドットを投光する部分がむき出しになっており、雨や雪が沢山降るとその穴を塞いでしまう為、ドットが見えなくなると言う問題点があるそうです。
山陰地方は雨や雪が多い地域です。
地域性も考慮して僕はT1タイプのドットサイトで探すことにしました。
ってわけでHOLOSUNのT1タイプを買うことにしたんですが、色々な種類やグレードがあって迷っちゃいます。
T1タイプについて本当にざっくりまとめましたので貴方が買う時の参考にしてくださいね。
HS403シリーズ
【サイズ】62x30x36mm
【重量】122g(マウント装着時)
【対物レンズ径】20mm
【レティクル】2MOAドット(赤)
【倍率】1倍
【アイリリーフ】無制限
【電池】CR2032x1個(付属しません) 【バッテリー寿命】最大50,000時間 【光量調整】12段階(内、1~2はナイトビジョンモード)
【素材】6000系アルミ合金 【耐衝撃】1,000G’s
【ゼロイン調整単位】0.5MOA
【調整範囲】±50MOA(エレベーション、ウィンテージ)
403B | 403GL | 403C | |
---|---|---|---|
自動電源ON | ○ | ○ | ○ |
自動調光 | × | × | ○ |
サークル表示切り替え | × | × | × |
ソーラー | ✕ | ✕ | ◯ |
簡単電池交換 | ✕ | ◯ | ✕ |
価格(2019年時点) | 21,700 | 25,300 | 25,300 |
HOLOSUNエントリーモデルの403シリーズ。
現行モデルは「403B、403GL、403C」の3種類。
とりあえずこれ乗せとけば間違いない。
ソーラー機能と自動調光機能があると、電池交換に工具が必要になる。
その代わり、電池カバーの出っ張りがなくなりスッキリとしたデザインになっている。
電池なしのソーラーのみでの運用は出来ない。電池はチューブ下の部分に入れる。それにより少しだが取り付け位置がBたCに比べて高くなる。
自動調光機能はやや眩しい傾向にあるようだ。これは気に入らなければマニュアルに切り替えができる。

電池は5万時間持つ。そうそう交換することは無いと思う。
そんだけ電池持ちが良いならソーラー機能はいらないと個人的には思った。
自動調光機能は部屋の中や外を出入りするようなサバゲーだと使いやすい様だが狩猟だと必要ないように感じた。
HS503シリーズ
【サイズ】62x30x36mm
【重量】122g(マウント装着時)
【対物レンズ径】20mm
【レティクル】2MOAドット(赤)、65MOAサークル+ドット(赤)
【倍率】1倍
【アイリリーフ】無制限
【電池】CR2032x1個(付属しません) 【バッテリー寿命】最大50,000時間 【光量調整】12段階(内、1~2はナイトビジョンモード)
【素材】6000系アルミ合金 【耐衝撃】1,000G’s
【ゼロイン調整単位】0.5MOA
【調整範囲】±50MOA(エレベーション、ウィンテージ)
503GU | 503CU | 503G-ACSS | |
---|---|---|---|
自動電源ON/OFF | ○ | ✕ | ○ |
自動調光 | × | ◯ | ✕ |
サークル表示切り替え | ◯ | ◯ | ◎※特殊サークル |
ソーラー | ✕ | ◯ | ✕ |
簡単電池交換 | ◯ | ✕ | ◯ |
価格(2019年時点) | 30,500 | 32,200 | 33,800 |
403シリーズとの差は「サークルドットが必要か否か」
先程の403シリーズと同様にCUはソーラーや自動調光を付属したモデルになっている。電池交換に工具が必要だがスリムなのも同様だ。
ソーラーのモデルは電池の位置が下にあるので、若干ドットサイトの位置が高くなってしまう。
AGSSはPrimaryArmsとコラボ商品で世界的にも人気が高い特許のAGSSレチクルを採用。

理由は先程と同様で、狩猟のシチュエーションで考えた時に自動調光機能は必要ないと感じた。
それよりも自動電源ON/OFF機能が気になった。狩猟をすると撃った後の運び出しや解体などでバタバタするだろう。そうするとドットサイトの切り忘れも起こるかもしれない。これなら安心して運用できそうだ。
後は好みの問題かな。普通のサークルドットでいいのか、もう3,300円をプラスしてAGSSのドットにするのか。
個人的にすごく悩んだんですが…遠距離射撃するわけじゃないし、そこまではいいかなと思って値段の面で503GUをオススメしました。いやでも特殊サークルカッコいいんだよな~笑。
僕はこれを買った

・403B 21,700円(価格差-8,800円)
・503G-ACSS 33,800円(価格差+3,300円)
色々迷った末、結局503GUを選んだ理由は8,800円の価格差でもサークルドットを試したかった点。
サークルドット切り替え機能。
必要ないとの意見もあるだろうが、素早く据銃した時にドットを見失いにくいという利点がある。
素早い獲物や近距離の獲物に対して活躍してくれるだろう。
どうせサークルドットで試すなら「もう3,300円出して503G-ACSSじゃないか?」とも思ったが、そこまでのこだわりは無かったのでノーマルタイプで試してみることにした。

ドットの明るさ調節は12段階。自分の好みの明るさに調節できる。
画像だと分かりにくいが、レンズはクリアそのもの。
変に青みがかっていたりしない。空中にドットが浮かんでいるみたい。

「サークルドット」
撮影用に明るさのレベルを上げている。実際はレンズ周辺も赤くならずに綺麗に見える。
試してみたかったサークルドットだったが思ったよりもいい感じだった。
どこを狙えばよいか素早く確認出来るし、精密射撃時には真ん中のドットに合わせれば良い。
その際に周囲のサークルが邪魔だと感じたことはない。
細かい点だが、知り合いは503G-ACSSを買って電池が付属していなかった。
僕の503GUには電池が入っていた。この辺も価格の差があるのかな?
ソーラー系(C系)には電池は入ってないみたいです。
※ちなみにAmazonのレビューで503G-ACSSを注文した筈なのに、503GUが届いたとレビューがあるが、現在は「つぼみスト」さんが取り扱いをしているのでちゃんとした商品が届くようです。ご安心を!

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大変参考になりました。
今度はドットサイトのゼロインの記事をお願いします。
フライ旅さんコメントありがとうございます!
ゼロインは記事にするほど知識がないので出来ないかも知れません。
エアですと最初は10mで合わせてそれから50mで調整という感じでゼロインしました。
何ミリドット動かせばいいか教えてくれるアプリもあるようですね。
いつか書けたらいいかぁ(´・ω・`)